韓国語のフレーズ「アプロド」。これはハングルでは「앞으로도」と書き、日本語では「これからも」という意味になります。K-POPや韓国ドラマでもよく耳にする言葉で、自己紹介や別れのあいさつなどで「これからもよろしくお願いします」の気持ちを伝えるときに使われます。
このページでは「アプロド」の意味と使い方を例文で詳しく解説します。
目次
韓国語「アプロド」とは?意味と由来を解説
「アプロド(아プロ도)」は韓国語で「앞으로도」と書きます。個別に見ると、앞은「前、将来」、으로는「~に向かって」、そして도は「~も」という意味です。これらを合わせると直訳で「将来に向かっても」となり、つまり「これからも」というニュアンスになります。韓国語の中では将来の話や今後の期待を表現するときに使う言葉です。
例えば、友人や同僚へのあいさつで「앞으로도 잘 부탁해요(アプロド チャル プタケヨ)」と言えば、「これからもよろしくお願いします」という意味になります。自己紹介の締めくくりにこのフレーズを使うと、今後も良い関係を続けたいという気持ちを伝えられます。
ハングル表記「앞으로도」と直訳の意味
「アプロド」はハングルで 앞으로도 と書きます。앞(앞)は「前、将来」、으로(으로)は「~に向かって」、도(도)は「~も」を意味します。これをつなげて直訳すると「将来に向かっても」という意味になります。
直訳からわかるように、「아프로도」は「これからも」の意を含み、未来への姿勢や継続を示します。
「これからも」のニュアンス
「아프로도」は単に「これから」という意味だけでなく、「継続して」「これからも変わらず」という気持ちを表します。たとえば、今までの関係や努力がこれからも続くことへの期待や願いを込める表現です。
したがって、韓国語では自分や相手がこれからも同じように頑張ったり協力したりすることを望む場面でよく使われます。
自己紹介や挨拶での使い方
韓国語の日常会話では、自己紹介の後や別れのあいさつで「앞으로도 잘 부탁해요(アプロド チャル プタケヨ)」と言うことが多いです。直訳すると「これからもよろしくお願いします」という意味で、これからも相手に協力や支援をお願いするときにピッタリです。
ビジネスシーンなどフォーマルな場面では敬語を使って「앞으로도 잘 부탁드립니다(アプロド チャル プタクトゥリムニダ)」と表現します。カジュアルな場面では「잘 부탁해요」を使うことで、親しみのある感じになります。
アプロドの発音とハングル表記

「아프로도」の発音は日本語のカタカナ表記なら「アプロド」に近い音です。ハングル表記そのまま韓国語の音になるので、各文字の読み方を押さえましょう。韓国語には「ㄹ」の音がありますが、この単語では「아프로도」のラ行は巻き舌に近い音になります。
発音のポイントとしては、まず「아プ(아プ)」ではなく「아プ(アプ)」に近い音になることです。最後の「도(ド)」も日本語の「ド」のように明確に発音します。練習するときは、ハングルの発音表を参考にするといいでしょう。
ハングル「앞으로도」の読み方
앞으로도 の各文字を分解すると、앞(アプ)、으로(ウロ)、도(ド)の3つの音節から成り立っています。これを連続して読むと「アプ ロ ド」のようになります。
「앞(アプ)」の「ㅂ」は「プ」に近く、「로(ウロ)」は「ロー」、「도(ド)」は「ド」で発音します。慣れてくると日本語の音に近い「アプロド」と聞こえるでしょう。
発音のポイント
韓国語では「ㄹ(リウル)」やパッチム(語末子音)などで発音が変わる場合がありますが、「아프로도」の発音は比較的はっきりしています。特に注意するのは「ㄹ(リウル)」の音で、日本語の「ラ行」よりも柔らかく「ラ・リ・ル・レ・ロ」の中間のような音です。
また、会話で使う際は語尾を伸ばしすぎず、聴き取りやすいように発音するとよいでしょう。
アプロドを使った韓国語フレーズ例
「앞으로도 잘 부탁해요」の意味と使い方
例文のひとつに「앞으로도 잘 부탁해요」があります。これは「これからもよろしくお願いします」という意味で、自己紹介や仕事のあいさつなどで使われます。たとえば、新しい職場で「これからも協力してね」という気持ちでこのフレーズを使うと、相手に丁寧さを示すことができます。
親しい間柄では「잘 부탁해」でも同じ意味になります。カジュアルな場面では「앞으로도 잘 부탁해」や「앞으로도 잘 부탁해요」を使うと自然です。
「앞으로도 열심히 하겠습니다」の意味と使い方
別の例として「앞으로도 열심히 하겠습니다」があります。これは「これからも一生懸命頑張ります」という意味で、まだまだ努力を続ける意志を伝えるときに使います。たとえば、仕事や勉強の場面で「これからも頑張る」という気持ちを表現したいときにこの言い回しが適しています。
同じ意味で略式に「앞으로도 열심히 할게요」や「앞으로도 노력할게요」などと言うこともできます。状況に応じて使い分けましょう。
その他のアプロドを含む例文
「アプロド」を含むフレーズは他にもいくつかあります。文の最後につけてニュアンスを変えられるので、応用が利きます。例えば以下のような例があります:
- 앞으로도 행복하세요 (これからも幸せでいてください)
- 앞으로도 좋은 일만 있길 빕니다 (これからも良いことだけがありますように)
- 앞으로도 건강하시길 바랍니다 (これからもお元気でありますように)
これらの例文では、「앞으로도」の後に相手への願いを続けています。同じように「앞으로도~」の形でさまざまな希望や宣言を作ることができます。
アプロドと類似表現の違い
「앞으로」と「아프로도」の違い
韓国語で「앞으로(アプロ)」は「これから」「今後」という意味です。一方で「앞으로도(アプロド)」は「これからも」という意味になります。즉, 「도」が付くことで「~も」というニュアンスが加わり、今までの関係や状況がこれからも続くことを強調します。
表現 | 意味 | 特徴・使い方 |
---|---|---|
앞으로(アプロ) | これから | 未来の方向や行動を示す |
앞으로도(アプロド) | これからも | 継続を強調する表現 |
上の表から分かるように、「앞으로도」は「앞으로」に「도(も)」が付いているため、これからも変わらず続けたいという気持ちが含まれています。
「아プロド」と他の「これから」の表現
韓国語では他にも「これから」を表す表現があります。たとえば、
- 이제부터(イジェブト): 「今から(は)」という意味で、何かの開始点を強調するときに使います。
- 계속(ケソク): 「引き続き、継続して」という意味で、現在進行中の行動や状態が今後も続くことを表します。
これらは「앞으로도」と似たニュアンスですが、それぞれ微妙に使い方が異なります。「이제부터」は新しい始まり、「계속」は継続性を強調する表現です。
まとめ
ここまで説明してきたように、韓国語の「アプロド(아프로도)」は「これからも」という意味を持つ表現です。自己紹介やあいさつで使うと、今後も変わらずによろしくという気持ちを伝えられます。また、「앞으로(これから)」と似ていますが、「도」がつくことで継続のニュアンスが加わり、さらに強い意志を表せます。その他の表現と比較すれば、「앞으로도」は「これからもよろしく」というニュアンスを出したいときに使えば良いと理解できるでしょう。
覚えておくと、韓国語でのあいさつや手紙、会話がより自然になります。ぜひ例文と合わせて覚えて、実際のコミュニケーションで使ってみてください。