韓国語にも日本語の「お疲れ様でした」に近い表現があります。たとえば職場や学校では「수고하셨어요(スゴハショッソヨ)」と言います。ただ、もっと親しい相手やメッセージでは、かわいい言い方をしたい時もありますよね。
この記事では、基本的なフレーズから友達・恋人向けのカジュアルでかわいい言い方まで、さまざまなシーンで使える韓国語のフレーズをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
韓国語で「お疲れ様でした」を可愛く表現する方法
韓国語で「お疲れ様でした」を言いたいとき、基本的には「수고하셨어요(スゴハショッソヨ)」などのフレーズを使います。ただ、より親しい相手に伝えるときは、語尾を変えたり絵文字を付けたりして、かわいくアレンジすることもできます。ここではまず基本表現を確認し、かわいい表現のポイントを解説します。
語尾を変えてかわいい印象に
例えばカジュアルな「수고했어(スゴヘッソ)」という言い方がありますが、語尾を伸ばして「수고했엉(スゴヘッソーン)」と言うと、赤ちゃん言葉のようなかわいらしさが出ます。
同様に、丁寧語「수고하셨어요(スゴハショッソヨ)」の最後に「용」を付けた「수고하셨어용(スゴハショッソヨン)」は、親しい相手に使える愛嬌のある表現になります。
絵文字で愛嬌を添える
メッセージでは、フレーズにハートマークやかわいい絵文字を付けるだけで雰囲気が柔らかくなります。
例えば「수고했어❤(スゴヘッソ❤)」のように最後にハートを付けると親しみが増します。また、😁や🥰などの絵文字を入れて表情豊かなメッセージにするのもおすすめです。
かわいい韓国語フレーズ例
チャットで友達に送る例をいくつか挙げてみましょう。
- 「수고했어~ 맛있는 거 먹어!」
(スゴヘッソ~!おいしいものを食べてね!) - 「잘 했어 오늘도 수고했어!」
(チャルヘッソ、今日もお疲れ様!)
このように、文末に「~」や「!」を付けたり、絵文字を交えたりすると、よりかわいくて親しみやすい印象になります。
「お疲れ様でした」を韓国語で表現する基本フレーズ
韓国語で「お疲れ様でした」にあたる基本的な表現には、フォーマルなものからカジュアルなものまでいくつかあります。職場や改まった場面では「수고하셨습니다(スゴハショッスムニダ)」、まずはこのような丁寧な言い方を覚えましょう。続いて日常会話で使える表現を見ていきます。
フォーマルな表現(수고하셨습니다・고생하셨습니다)
職場や公式の場面では、「수고하셨습니다(スゴハショッスムニダ)」と言うのが一般的です。文字通り「お疲れ様でした」という意味で、上司や年上の人にも使えます。似た表現に「고생하셨습니다(コセンハショッスムニダ)」がありますが、こちらは「苦労されました」というニュアンスです。どちらも丁寧語なので、ビジネスシーンではこれらを使い分けましょう。
カジュアルな表現(수고했어요・수고했어)
友達や親しい人には、もっとカジュアルな言い方が使えます。例えば「수고했어요(スゴヘッソヨ)」は丁寧寄りの表現で、「수고했어(スゴヘッソ)」はさらにラフな響きです。
仕事終わりに同僚や友達にあったときや、メッセージで「오늘도 수고했어!(今日もお疲れ様!)」と言うと自然です。韓国語学習者にも覚えやすい表現ですね。
表現の違いと使い分けのポイント
例えば「수고했어」は仲間内でよく使われますが、改まった場では不自然に響くことがあります。逆に「수고하셨습니다」はフォーマルで硬い印象なので、友人同士で使うと堅すぎます。
また「고생했어(コセンヘッソ)」という言い方もありますが、年配の人がよく使う表現で「本当に大変だったね」というねぎらいの気持ちが強く出ます。TPOに応じて、これらを使い分けるとより自然です。
親しい相手に使えるカジュアルで可愛い韓国語表現
友達や恋人同士など、親しい相手には丁寧語よりカジュアルな表現が好まれます。また、相手との距離感に合わせて語尾やニュアンスを調整すると、より愛嬌のある言い方になります。以下では、友達・家族と恋人それぞれの例を見てみましょう。
友達・家族に使えるカジュアルな表現
身近な友達や家族には、「수고했어」や「잘 했어(チャルヘッソ)」など、フレンドリーな言い方が向いています。「잘 했어」は「よくやったね」という意味で、相手の努力を素直に褒めることができます。
また、「수고했어?(スゴヘッソ?)」のように語尾を上げて質問調にすると、かわいく労いの気持ちを表せます。
恋人・夫婦間で使うかわいい言い方
恋人や配偶者には、さらに甘い表現が人気です。例えば「수고했어, 오늘도 멋있었어~♡(스ゴ헤ッソ、今日もかっこよかったよ~♡)」のように褒め言葉やハートを添えるとラブラブな雰囲気になります。
丁寧語を崩して「수고했어용♡」のように言ったり、「고마워(ありがとう)」を付け加えたりすると、相手が喜ぶ優しいメッセージになります。
親しみのある言い回しのポイント
親しい間柄では、単語を短く丁寧さを崩し、絵文字を入れるとより親しみやすくなります。たとえば「오늘도 고생 많았어☺(오늘도 고생 많았어☺日もたくさんお疲れ様☺)」のように書くだけでも、優しいニュアンスが伝わります。
また「ㅋㅋㅋ」や「ㅎㅎ」を付けて笑い声のようにすることで、友達感覚のリズムが生まれます。ほんのひと工夫で、ぐっとフレンドリーな印象になります。
シチュエーション別の韓国語表現
表現は状況によって使い分けると効果的です。仕事やフォーマルな場ではこれまでの丁寧な言い方を、SNSやチャットではカジュアルな言い方を使いましょう。また、アイドルやインフルエンサー向けのメッセージでは、特別にかわいい表現を加えることもできます。それぞれのシーンで具体例を見ていきます。
職場・目上への丁寧な表現
先輩や上司には、かならず丁寧な表現を使います。メールや会議の締めくくりでは「오늘 하루 수고하셨습니다(오늘 하루 수고하셨습니다日一日お疲れ様でした)」と伝えると良いでしょう。
またチャットやSNSでも「수고하셨어요」など丁寧な形で書いておけば、失礼に当たらず安心です。
チャット・SNSで使うカジュアル表現
SNSやチャットでは、もっと砕けた表現でも構いません。例えば「수고했어~」と気軽に一言送るだけで気持ちは伝わります。絵文字やスタンプを組み合わせて、「감사합니다(감사합니다ありがとう)」よりも「고마워~😊(コマウォ~😊)」のようにカジュアルにするのも自然です。
文末を省略して短くすることで、スタンプとの相性も良くなります。
アイドルや推しに送るフレーズ
推しへのメッセージでは、ファンならではのかわいい表現が喜ばれます。例えば「정말 수고했어❤(정말 수고했어❤本当にお疲れ様❤)」のようにシンプルなねぎらいにハートマークを添えたり、「항상 고마워 용!(항상 고마워 용!いつもありがとうね!)」のように語尾に「요」や「용」を付けると、親しみやすさが増します。
また応援の「파이팅!(파이팅ファイト!)」や「또 봐~♡(또 봐~♡またね〜♡)」と組み合わせると、よりファンらしいあいさつになります。
まとめ
韓国語で「お疲れ様でした」を伝えるには、まずはフォーマルな基本フレーズを覚えることが大切です。それに加えて、相手との距離感やシーンに応じて表現を変えることで、より自然でかわいらしいニュアンスが出せます。今回紹介したように、語尾を変えたり絵文字を活用したりしてみましょう。
こうした工夫を取り入れれば、韓国語での労いの言葉に親しみやすさと自分らしさをプラスできます。友達や推しへ、ぜひ今回のフレーズを参考に優しいメッセージを送ってみてください。