韓国語を勉強していると、「〜と」を表す助詞としてよく出てくるのが「랑(ラン)」と「하고(ハゴ)」です。
どちらも似た意味で辞書にも同じように載っているため、「結局どっちを使えばいいの?」と迷う学習者がとても多いポイントです。
この記事では、韓国語のネイティブ会話でもっともよく使われる「랑」と「하고」の違いを、文法・ニュアンス・会話シーン別に整理して解説します。
実際の会話フレーズも交えながら、今日から自信を持って使い分けできるレベルまで丁寧にまとめました。
目次
韓国語 ラン ハゴ 違いをまず整理|意味は同じなのに何が違う?
「랑」と「하고」は、どちらも日本語の「〜と」に対応する韓国語の表現です。
人や物を並べる「AとB」、一緒に行動する「Aと一緒に」など、日常会話で頻出する役割を持っています。
意味自体は非常に近いため、多くの文ではどちらを使っても通じますし、不自然になるケースも多くはありません。
しかし、実際のネイティブ会話では、状況や相手との距離感によって、どちらを選ぶかの傾向がはっきり分かれています。
また、同じ「〜と」でも、「並列(AとB)」「共同動作(Aと行く)」「引用(〜と言う)」などの用法があり、それぞれで「랑」と「하고」の使いやすさや出現頻度が異なります。
まずは、両者の共通点と相違点を全体像として押さえ、そのあとで細かい文法・ニュアンスを見ていくと理解しやすくなります。
랑と하고の共通点|どちらも基本は「〜と」
「랑」「하고」の最も大きな共通点は、どちらも基本的には「〜と」と訳せることです。
人や物の並列「사과랑 바나나(りんごとバナナ)」「사과하고 바나나」、共同動作「친구랑 갔어요(友達と行きました)」「친구하고 갔어요」のように、多くの場面で入れ替えが可能です。
どちらも後ろに名詞を取る形が基本で、文中では助詞として機能します。
また、どちらも話し言葉でとてもよく使われる表現であり、フォーマルな文章だけに出てくる特殊な語ではありません。
そのため、「랑」「하고」の違いを深く意識しすぎて口が止まってしまうより、共通する意味としての「〜と」がしっかり伝わることを優先して使う方が、会話の上達には効果的です。
ランとハゴの主な違いを一覧で確認
とはいえ、ネイティブの使用傾向には確かな違いがあります。
まずは次の表で、二つの表現のイメージをざっくりつかんでおきましょう。
| 項目 | 랑(ラン) | 하고(ハゴ) |
| 主な場面 | かなりカジュアルな会話、親しい間柄 | カジュアル〜標準的な会話、幅広く使用 |
| 文体との相性 | パンマル(タメ口)と相性が良い | ヘヨ体からハムニダ体まで広く使える |
| 書き言葉 | カジュアルなSNS・メッセージ中心 | 日常的な書き言葉全般でも違和感が少ない |
| 丁寧さの度合い | ややくだけた印象 | 中立的で無難な印象 |
| 置き換え可能性 | ほとんどの文で「하고」と置き換え可能 | フォーマルさを求めるならこちらが安全 |
このように、「랑」と「하고」は意味よりも、話し手のスタイルや場面のフォーマルさに関わる違いが大きいと言えます。
次のセクションからは、それぞれの用法を詳しく見ていきます。
検索ユーザーが気にしているポイントはどこか
「韓国語 ラン ハゴ 違い」で検索する人は、次のような疑問を持っているケースが多いです。
- 意味が同じなら、なぜ二つ存在するのか
- 会話でどちらを使えば自然なのか
- 教科書には「と」で「하고」だけ出てきたが、「랑」もよく聞く理由
- 歌詞やドラマに出てくるセリフのニュアンスの違い
この記事では、こうした疑問に答えるために、文法的な説明だけでなく、実際の会話の場面別の使い分けや、ネイティブ感覚に近いニュアンスも含めて解説していきます。
韓国語の「랑」とは?発音・文法と会話での使われ方

まず「랑」について詳しく見ていきます。
ハングルでは「랑」と書き、カタカナでは一般的に「ラン」と表記されます。発音は日本語の「ラン」に近い音ですが、「라」の部分が少し舌先を弾くようなR系の音になるのが特徴です。
「랑」は単独で使われるほか、パッチムの有無によって「이랑」という形も頻繁に使われます。
会話ではとてもカジュアルな響きがあり、友達同士や家族間、SNSでのメッセージなど、距離の近い相手とのやり取りで特によく使われます。
日本語でいえば、「〜と」というより「〜とさ」「〜とね」に近い、柔らかくくだけた印象を与えると考えるとイメージしやすいです。
랑の基本用法と「이랑」との関係
「랑」は、前に来る名詞の語末にパッチムがあるかどうかによって、次のように使い分けます。
| 条件 | 形 | 例 |
| 名詞にパッチムなし | 랑 | 나랑(私と)、언니랑(お姉ちゃんと) |
| 名詞にパッチムあり | 이랑 | 책이랑(本と)、밥이랑(ご飯と) |
文法的には、「랑」と「이랑」は役割が同じで、単に発音のつながりを良くするために形が変わっていると考えて問題ありません。
意味もニュアンスも基本的には同じで、どちらもカジュアルな「〜と」を表します。
例文としては、次のようなものが挙げられます。
나랑 같이 갈래?(私と一緒に行く?)
친구들이랑 놀았어요.(友達たちと遊びました)
このように、日常会話のさまざまな場面で頻繁に登場する表現です。
ランが持つカジュアルなニュアンス
「랑」は、韓国語の助詞の中でも特にカジュアルな印象が強い表現です。
同じ「〜と」でも、「와/과」が硬くフォーマルな書き言葉寄り、「하고」が中立的で幅広い場面に対応できるのに対して、「랑」は一段くだけた響きがあります。
そのため、目上の人に対して丁寧に話す場面、ビジネスシーン、公式な書類やメールなどでは、基本的に「랑」は避け、「하고」や「와/과」を使うのが無難です。
逆に、友達同士の会話・チャット・SNS投稿・歌詞やドラマでの若者言葉などでは、「랑/이랑」が頻繁に使われ、自然で親しみやすい印象を与えます。
日本語に置き換えると、「〜と」よりも「〜とか」「〜とね」のようなラフなニュアンスをイメージすると理解しやすくなります。
ネイティブがよく使う랑の会話例
実際のネイティブ会話でよく耳にする「랑/이랑」の使い方を、いくつか挙げてみます。
- 오늘 저녁에 친구랑 밥 먹을 거야.
今日の夜、友達とご飯食べるんだ。 - 주말에 가족이랑 여행 갔다 왔어.
週末に家族と旅行行ってきた。 - 너랑 얘기하고 싶었어.
あなたと話したかったんだ。 - 그거 이거랑 같은 거야?
それ、これと同じもの?
これらはいずれも比較的親しい間柄での会話を想定した表現です。
同じ文を「하고」に置き換えても意味は通じますが、「랑」の方が少し柔らかくフレンドリーな印象になります。
特にパンマル(〜야/〜어 で終わるタメ口)と組み合わせると相性が良く、Kドラマやバラエティ番組でも頻繁に耳にする組み合わせです。
韓国語の「하고」とは?意味・用法とフォーマル度合い
次に「하고」について見ていきます。
「하고」は日本語のカタカナ表記では「ハゴ」と書き、発音もほぼその通り「ハゴ」と読みます。韓国語学習の初級テキストでも非常によく登場する助詞で、「〜と」の基本形として紹介されることが多い表現です。
「하고」は、話し言葉でも書き言葉でも幅広く使える中立的なスタイルを持ちます。
カジュアルな会話から、ある程度丁寧なヘヨ体、場合によってはビジネスメールなどでも登場することがあり、汎用性の高さが特徴です。
하고の基本的な意味と役割
「하고」の基本的な役割は、名詞と名詞をつなぐ「〜と」と、動作主を表す「〜と一緒に」の二つです。
代表的な例を挙げると、次のようになります。
- 사과하고 바나나 샀어요.
りんごとバナナを買いました。 - 친구하고 영화 봤어요.
友達と映画を見ました。
いずれも、「랑/이랑」に置き換えても文法的には問題ありません。
「하고」は発音の変化も少なく、どんな名詞にもそのままつけて使えるため、初学者にとって扱いやすい助詞でもあります。
ハゴが持つ中立的・標準的なイメージ
「하고」は、フォーマルさの点で見ると、「와/과」と「랑/이랑」の中間に位置するイメージです。
完全な敬語表現や公式文書では「와/과」が選ばれることが多いですが、日常的な会話やメール、カカオトークなどでは、「하고」は非常によく使われます。
特に、ヘヨ体(〜요で終わる丁寧体)との相性が良く、
친구하고 갔어요.(友達と行きました)
가족하고 같이 살아요.(家族と一緒に住んでいます)
のような形は、大人同士の丁寧な会話でも自然です。
目上の人に対しても、状況によっては違和感なく使えるため、迷ったときに選びやすい安全な助詞と言えます。
ネイティブが自然に使う하고の例文
「하고」を使った自然な例文をいくつか紹介します。
- 오늘 회의는 부장님하고 저만 참석해요.
今日の会議は部長と私だけ出席します。 - 한국 사람하고 일본 사람이 같이 진행하는 프로그램이에요.
韓国人と日本人が一緒に進行する番組です。 - 친구하고 싸웠어요.
友達とけんかしました。 - 내일 선생님하고 상담 약속 있어요.
明日先生と相談の約束があります。
これらの表現は、日常会話からやや改まった場面まで幅広く使われます。
同じ文を「랑/이랑」に変えると、少しくだけた印象になりますが、多くの場合意味は共通しており、相手との距離感に応じて選ばれます。
「랑」と「하고」の違いを詳しく比較|フォーマルさ・場面・文体
ここまで見てきたように、「랑」と「하고」は意味自体は近いものの、ニュアンスや使われる場面に違いがあります。
このセクションでは、フォーマルさ・文体・よくある誤解といった観点から、両者の違いをまとめて整理していきます。
特に、目上の人に対してどこまで使って良いか、ビジネスや面接などで避けるべきなのはどちらかといった点は、学習者からの質問が非常に多いポイントです。
表形式で確認しながら、自分がよく使う場面に合わせて意識できるようにしておきましょう。
フォーマル度合い・丁寧さの違い
まずはフォーマル度合いの違いを見てみます。
| 表現 | フォーマル度 | 主な使用シーン |
| 와/과 | 最もフォーマル | 文書、ニュース、スピーチ、論文 |
| 하고 | 中立的・標準的 | 日常会話、ヘヨ体、軽いビジネス会話 |
| 랑/이랑 | カジュアル | 友達・家族との会話、SNS、ドラマのセリフ |
このように、「랑」は最もくだけた位置づけ、「하고」はその一段上で幅広く使える中立的な位置づけです。
特に初対面の目上の人、ビジネスシーン、公的な場では、「랑」よりも「하고」または「와/과」を選んだ方が無難です。
会話シーンごとの使い分けの目安
具体的なシーンごとに、どちらを使うと自然かをまとめると次のようになります。
| シーン | おすすめ表現 | コメント |
| 友達同士の会話 | 랑/이랑・하고 | どちらもOKだが、パンマルなら랑が多め |
| 家族との会話 | 랑/이랑・하고 | 親しさや家庭の雰囲気によるが、랑が頻出 |
| 先生との会話(丁寧) | 하고・와/과 | 安全なのは하고以上。랑は避ける人も多い |
| ビジネスメール | 와/과・하고 | 基本は와/과。柔らかさ重視なら하고も |
| 公式な文書・契約書 | 와/과 | 랑・하고はほぼ使われない |
学習者の立場からは、迷ったときは「하고」を選ぶという方針にしておくと、ほとんどの場面で無難に通用します。
よくある誤解と注意点
「랑」と「하고」をめぐって、学習者がよく持つ誤解として次のようなものがあります。
- 「랑」は若者言葉で失礼だから使ってはいけない
- 「하고」は丁寧語専用なのでカジュアルな会話では不自然
- 「랑」は「〜と一緒に」にしか使えない
実際には、どれも厳密には正しくありません。
「랑」は若者だけの表現ではなく、大人も普通に使いますし、状況さえ合っていれば失礼ということはありません。
また、「하고」はタメ口の文に続けても自然に使え、カジュアル会話にも問題なく登場します。
さらに、「랑」も「사과랑 바나나」など単純な並列でごく普通に使われます。
重要なのは、相手との関係性や場面に合ったフォーマル度を選ぶことであり、表現そのものが「良い・悪い」で決まっているわけではない点を理解しておくと安心です。
会話での自然な使い分け方|初心者はどちらをメインに使うべき?
ここまでの内容を踏まえ、「実際の会話でどちらをメインに使うべきか」「学習の順番としてどちらから慣れていくと良いか」を整理します。
特に、韓国語を話し始めたばかりの段階では、細かいニュアンスを気にしすぎず、使いやすい型から身につけていくことが重要です。
このセクションでは、初級〜中級の学習者がつまずきやすいポイントを意識しながら、実践的な使い分けのコツを解説していきます。
初心者におすすめの基本方針
韓国語を学び始めたばかりの段階では、「まずは하고を軸に覚える」のがおすすめです。
理由は次の通りです。
- どの名詞にもそのままつけられて形の変化がない
- カジュアルからある程度丁寧な場面まで幅広く使える
- 教科書や入門教材でも最初に紹介されることが多い
例えば、会話で「友達と〜」「家族と〜」と言いたい場面では、
친구하고… / 가족하고…
と「하고」を使っておけばほぼ間違いありません。
慣れてきたら、同じ文を「친구랑…」「가족이랑…」と言い換えてみる、というステップで「랑/이랑」に広げていくとスムーズです。
ネイティブに近づくための微妙な使い分け
中級以上を目指し、よりネイティブらしい自然な韓国語を話したい場合は、次のような感覚を意識すると良いでしょう。
- タメ口で親しい友達と話すときは、「랑/이랑」が多くなる
- ヘヨ体で初対面の人・年上の人と話すときは、「하고」が無難
- 公式な場面・書き言葉では、「와/과」が基本
例えば、ドラマで親しい友達同士が話しているシーンをよく聞くと、
나랑 갈래? / 우리 집에 같이 갈래?
のように、「랑/이랑」が頻出していることに気づくはずです。
一方、ニュースやインタビューでは、「와/과」が多く使われ、バラエティ番組のMCトークなどでは「하고」が中心になることも多いです。
迷ったときのチェックリスト
実際に文を作るときに迷ったら、次の3つをチェックしてみてください。
- 相手との関係は?(親しい友達か、目上か)
- 場面は?(日常会話か、ビジネス・公式の場か)
- 文体は?(タメ口か、ヘヨ体か、ハムニダ体か)
これに応じて、おおまかに次のように判断できます。
- 親しい相手 + タメ口 → ラフに話したければ「랑/이랑」
- 丁寧な会話(ヘヨ体) → 基本は「하고」、場合によって「와/과」
- ビジネス・公式 → 「와/과」が安全、「하고」は慎重に
このような簡単な指針を頭に入れておくと、実際の会話の中でも迷いにくくなります。
「랑」「하고」とよく比較される表現|「와/과」「이랑」「(이)랑 같이」など
「랑」や「하고」を理解するには、それとよく比較される他の表現との関係も押さえておくと便利です。
特に、「와/과」「이랑」「(이)랑 같이」「하고 나서」などは、教科書や会話の中で頻繁に登場する関連表現です。
このセクションでは、それぞれの表現の役割と、「랑」「하고」との違いを整理して解説します。
似た形だからこそ混同しやすいポイントをクリアにしておきましょう。
フォーマルな「와/과」との位置づけの違い
「와/과」は、「〜と」を表す最もフォーマルな表現です。
名詞にパッチムがないときは「와」、あるときは「과」を使います。
- 친구와 함께 여행을 갔습니다.
友達と一緒に旅行に行きました。 - 선생님과 상의하겠습니다.
先生と相談いたします。
これらはニュース原稿、スピーチ、案内文、ビジネスメールなどでよく使われる表現で、日常会話ではやや硬く聞こえることもあります。
日常会話では、同じ内容を「친구하고」「선생님하고」と言い換えるのが一般的です。
位置づけとしては、와/과(フォーマル) > 하고(中立) > 랑/이랑(カジュアル)という階層をイメージすると整理しやすいです。
「이랑」と「랑」の関係と使い分け
前述の通り、「이랑」は「랑」と同じ役割を持ち、名詞の末尾にパッチムがある場合に使われる形です。
例をもう一度整理しておきましょう。
- パッチムあり:책이랑, 밥이랑, 옷이랑
- パッチムなし:나랑, 친구랑, 엄마랑
実際の会話では、発音のつながりを重視して「이랑/랑」が自然に選ばれるため、形の違いにあまり神経質になる必要はありません。
ただし、文章を書くときには、ハングルの正書法に従って「이/가」のときと同じようにパッチムの有無を意識して書き分けるとよいでしょう。
「(이)랑 같이」「하고 같이」のニュアンス
「〜と一緒に」を強調したい場合、「랑/이랑」「하고」に「같이(いっしょに)」を組み合わせて使う表現が頻繁に登場します。
- 친구랑 같이 갔어요.
友達と一緒に行きました。 - 가족하고 같이 살아요.
家族と一緒に住んでいます。
「랑/이랑 같이」「하고 같이」は意味的にはほぼ同じですが、やはりフォーマルさの度合いに差があります。
丁寧な会話や、やや改まった自己紹介などでは、「하고 같이」の方が無難で、
친구하고 같이 왔어요.
のような形がよく使われます。
一方、親しい友達と話すときには、
너랑 같이 가고 싶어.
のように、「랑 같이」が非常に自然です。
ランとハゴの違いを身につける練習方法と学習のコツ
最後に、「랑」と「하고」の違いを実際に使いこなせるようになるための練習方法と学習のコツを紹介します。
文法的な知識を身につけるだけでなく、実際の会話や音声から「耳で覚える」ことが非常に重要です。
韓国語は日本語と語順が近く、比較的学びやすい言語ですが、助詞のニュアンスはやはり慣れが必要です。
ここで紹介する方法を取り入れながら、少しずつ自分の会話の中で使ってみてください。
ドラマやバラエティで耳を慣らす
「랑」と「하고」の違いを体感的に身につけるには、韓国ドラマやバラエティ番組、YouTubeの日常会話動画などを活用するのが有効です。
特に、同世代の友達同士・カップル・家族など、さまざまな関係性の会話を聞くことで、どの場面でどちらが多く使われているかが自然と分かってきます。
視聴するときは、「誰が誰に向かって」「どの文体で」話しているかを意識して、セリフの中の「랑」「하고」をチェックしてみてください。
聞き取れたフレーズは、そのまま自分のノートに書き写し、日本語訳も添えておくと、後から復習しやすくなります。
自分のフレーズ集を作ってアウトプット
インプットだけでなく、アウトプットの練習も重要です。
自分の日常生活に即した例文を、「랑」と「하고」の両方で作ってみると、違いがよりクリアになります。
例えば、次のようなテーマで10文ずつ作る練習がおすすめです。
- 「友達と〜した」:친구랑 / 친구하고
- 「家族と〜した」:가족이랑 / 가족하고
- 「同僚と〜した」:동료랑 / 동료하고
同じ内容を「랑」と「하고」の両方で作り、ネイティブや講師にチェックしてもらえる環境があれば、どちらがより自然かフィードバックを受けることで、さらに理解が深まります。
間違いを恐れず「하고」を軸に慣れていく
最後に強調しておきたいのは、「完璧に使い分けようとしすぎない」ことです。
実際のネイティブ同士の会話でも、「랑」と「하고」が混在して使われることはよくありますし、少しの違いで意味が通じなくなることはほとんどありません。
特に学習初期の段階では、「迷ったらまずは하고」という軸を持っておくと、安心して会話に臨めます。
慣れてきたら、親しい相手とのタメ口で「랑/이랑」を少しずつ取り入れ、ドラマや実際の会話からニュアンスを吸収していく、という流れがおすすめです。
まとめ
「랑」と「하고」は、どちらも日本語の「〜と」に相当する韓国語の助詞で、意味そのものは非常に近い表現です。
多くの文で入れ替えが可能ですが、フォーマルさと場面において明確な違いがあります。
ポイントを整理すると次の通りです。
- 「랑/이랑」:カジュアルで親しい間柄向け。パンマルと相性が良い。
- 「하고」:中立的で幅広く使える。ヘヨ体にもよく合い、迷ったらこれ。
- 「와/과」:最もフォーマル。文書・ニュース・公式な場面で使用。
学習者は、まず「하고」を軸に集中的に身につけ、その後ドラマや会話の中で「랑/이랑」の使い方を耳で覚えていくと、自然な使い分けができるようになります。
間違いを恐れず、実際に声に出して使いながら、自分なりの感覚を育てていってください。