ソウルのクァンジャン市場は緑豆チヂミ（ピンデトッ）やマッコリで有名な庶民派グルメスポットです。人気エリアにあるため、多彩な交通手段でアクセスできます。
主な方法は地下鉄やバス、タクシー、徒歩の4つ。これらを使い分ければ初めて訪れる人でも迷わず到着可能です。以下の情報で、2025年最新情報を踏まえた賢い行き方をチェックしてみてください。
- 地下鉄：鍾路5街駅（1号線）や乙支路4街駅（2・5号線）が最寄り
- バス：143番など市内路線で主要エリアと接続
- タクシー：ソウル市内どこからでもドアツードアで到着
- 徒歩：清渓川沿いの散策路も利用可能
以上のように、いくつか交通手段を知っておけば安心です。準備としてはT-moneyなど交通カードを用意し、Googleマップ等でルートを確認しておくことをおすすめします。
これから、それぞれの方法を詳しく解説します。
クァンジャン市場 行き方：交通手段まとめ
クァンジャン市場へのアクセス方法はいくつかあります。地下鉄・バス・タクシー・徒歩の特徴を簡単にまとめると次のとおりです。
- 地下鉄：鍾路5街駅（1号線）・乙支路4街駅（2・5号線）から徒歩ですぐ
- バス：143番など市内路線バスで明洞～東大門と結ばれる
- タクシー：市内どこからでも目的地名でラクラク移動
- 徒歩：清渓川沿いを景観散策しながら到達
これらを組み合わせることで、市場までスムーズに行けます。
地下鉄でのアクセス
まずは地下鉄を使う方法です。鍾路5街駅は1号線の駅で、市場への最寄り駅です。駅構内の案内に従い8番出口へ向かってください。8番出口を出るとクァンジャン市場の入口が目の前にあり、約1分で到着します。鍾路5街駅を出たら、周囲の看板を確認すれば迷いません。さらに、地下鉄2・5号線の乙支路4街駅（ウルチロ4ガ）からも徒歩約3分で到着できます。こちらは出口4から北へ向かって清渓川方面へ歩くと市場に出られます。
地下鉄はソウル駅や明洞から1本で行けるのも魅力です。例えばソウル駅から1号線に乗車し、鍾路5街駅まで直行できます。弘大入口（Line2）経由の場合は乙支路4街駅で下車すると便利です。市内鉄道は1回乗り換え以内でアクセスできるので、地図アプリでルート検索すると安心です。
鍾路5街駅から徒歩で行く
鍾路5街駅(1号線)は最寄り駅です。駅に着いたら8番出口を目指します。突き当りを右へ出ると広蔵市場の入口がすぐ見えます。道順をあらかじめ地図アプリや駅構内の掲示で確認しておくと、さらにスムーズです。出口の案内表示は英語でも出ているので、安心して進みましょう。
乙支路4街(ウルチロサガ)駅から行く
乙支路4街駅(2・5号線)の4番出口からは徒歩約3分で市場です。出口を出たら直進し、清渓川方面へ移動します。東横イン手前の川沿い突き当りに小さな階段があり、上がると市場の賑わいが見えてきます。鍾路5街駅利用よりは少し歩きますが、周辺に百貨店や食堂もあるので散策しながら向かえます。
地下鉄の乗り換えポイント
市内中心部からは乗り換え案内が重要です。ソウル駅(1号線)からはそのまま1号線で鍾路5街駅へ。明洞(4号線)からは東大門歴史文化公園駅で2号線に乗り換え、乙支路4街駅へ向かうと便利です。弘大入口(2号線)から乗る場合は始発で乗り込めば座って移動できます。地下鉄は車内表示・アナウンスが多言語対応しており、迷う心配は少なめです。
交通カード・アプリ活用法
地下鉄の利用にはT-moneyカードが便利です。自動改札機にタッチするだけで素早く乗降できます。スマホの乗換案内アプリやGoogleマップで「鍾路5街駅」経路を確認しておけば、初めてでも安心です。海外旅行者向けの交通アプリでは、日本語でのガイドも充実していますので、上手に活用しましょう。
バスでのアクセス
クァンジャン市場周辺にはバス停がいくつかあります。「広蔵市場(광장시장)」停留所や「鍾路5街」停留所が最寄りです。明洞～東大門方面からは143番バスが経由しており、そのまま広蔵市場まで行けます。ただし道路状況で時間が前後することもあるので、余裕を持って計画しましょう。
- ▼143番バス: COEX～明洞～広蔵市場ルート（観光客にも便利）
- ▼6014番バス: 東大門歴史文化公園（近くに停車）
- ▼空港直通バス: 6011番（仁川空港～東大門経由）
市内路線バスを利用する
市内バスは言葉が不安でも利用しやすい手段です。降車時はアナウンスや路線図で降りる停留所を確認しましょう。主要観光スポットとつながる路線が多く、料金も地下鉄と同様に均一です。現金も使えますが、ICカードで支払うほうがスムーズです。
143番バスなど観光ルート
143番バスはCOEXから明洞、東大門、広蔵市場を結ぶルートで、車窓から景色も楽しめます。夜間も運行しており、東大門ナイトマーケットの帰りにも便利です。停車する「広蔵市場」停留所で降りると、市場入口はすぐ見えます。停留所前後の交差点に看板が立っているので目印になります。
空港リムジンバスを使う
仁川空港からはリムジンバスが便利です。474番・6011番などで東大門歴史文化公園付近まで行き、そこから地下鉄やタクシーでアクセスできます。金浦空港からは6002番で市庁方面へ出て、地下鉄1号線に乗り換える方法が一般的です。荷物が多い場合はバスやタクシーで一気に移動しましょう。
バスの乗車・降車のコツ
バスに乗る時は前方から入って後方で降りるのが一般的です。乗車時に現金かICカードで支払い、降りる時は降車ボタンを押して降車場所を運転手に知らせます。停留所名は漢字表記がされているので、日本人でも把握しやすいです。特に広蔵市場前は名前も似通っているので、「鍾路5街市場」などのフレーズも覚えておくと安心です。
タクシー・自家用車で行く方法
タクシーは最も手軽な移動手段です。ソウル市内なら深夜でも流しが多く、目的地を「鍾路5街」あるいは「広蔵市場」と伝えるだけで連れて行ってくれます。料金は初乗りが約3,800ウォンで、渋滞がなければ空港からでも1時間程度で到着します。複数人での移動なら、交通費の割り勘も可能です。
タクシーを利用する
タクシーを乗る際は運転手にスマホの地図を見せるのが確実です。鍾路5街駅周辺は交差点が多いので、ドア横に掲示されている駅名を指さすと伝わります。平日の朝夕は渋滞しやすいので、余裕をもった移動を計画しましょう。メーター運賃制なので、初乗り料金や時間帯割増は料金表で確認できます。
配車アプリ活用のススメ
「카카오T(カカオT)」などスマホ配車アプリなら、日本語画面で簡単に行き先を設定できます。クレジットカード登録で支払いも自動化されるため、現金不要で乗降できるのが便利です。評点制なので運転手の質も安定しており、海外旅行者にも安心です。
自家用車・レンタカーで行く
自家用車で訪れる人は、広蔵市場周辺の駐車場に留意しましょう。市場周辺には民間駐車場がいくつかありますが、台数が限られ混み合うことがあります。特に週末はほぼ満車になるため、公共交通機関の併用がおすすめです。道が混んでいない場合でも、地下駐車場やコインパーキングの場所を事前に調べておくと安心です。
駐車場・渋滞の注意点
ソウル中部は朝夕に渋滞が激しいエリアです。とくに市内を南北に横断する1号線沿いは混雑しやすいです。また、マーケット営業時間中は周辺が歩行者天国になる場合があり、車両通行止めになることもあります。リアルタイムの交通情報はナビアプリやニュースでチェックし、時間に余裕を持って出発しましょう。
徒歩・散策ルート
クァンジャン市場周辺は歴史ある町並みと清渓川(チョンゲチョン)の散策路があるエリアです。鍾路5街駅から東に歩けば、ソウル最古の電気街「セビョク通り」や屋台街が見えてきます。川沿いの散策路はベンチや街灯もあり、買い食いしながら歩くのに最適。天気のいい日は楽しい散策コースになります。
清渓川沿い散策ルート
乙支路入口(乙支路1街)駅や清進川駅から合流できる清渓川沿いは、川と街並みの両方が楽しめます。清渓川のセビョク橋あたりまで歩いて橋を上がると、左前方に市場の屋根が見えます。途中にはカフェやフードトラックも点在しているので、休憩しながらゆっくり歩くのも一興です。
東大門からの徒歩ルート
東大門周辺からは徒歩約20分で到着します。地下鉄東大門歴史文化公園駅(2・4・5号線)から鍾路タワーに向かい、そこから大通り沿いに北上します。途中で鍾路タワー周辺のショッピング街を通り抜け、五坊(オバン)食堂街を曲がれば市場のアーケードが見えてきます。夕方から深夜にかけては付近の夜市も盛況なので、そのまま市場に滑り込めます。
明洞から徒歩で行くおすすめルート
明洞中心部から向かう場合、忠武路駅(4号線)を起点に1kmほど散策できます。明洞通りをまっすぐ進み忠武洞交差点を越えて光化門方向へ。途中でソウルタワーの眺めや徳寿宮の前を通り、高い建物を目印にすれば鍾路5街が視界に入ります。徒歩約40分と長いので、途中で地下鉄に乗り換えるか、カフェで休憩する計画を入れましょう。
徒歩での移動のポイント
歩いて移動する際は、季節に合わせた服装を心がけてください。夏場は日差しが強いため帽子や飲料水を、冬は暖かい服装を用意しましょう。また地下鉄の出口から市場までの距離は短いですが、細い路地が混雑していることがあります。貴重品の管理はしっかり行い、開けた場所ではスマホや財布の取り出しを控えるのがおすすめです。
主要観光エリアからの行き方
クァンジャン市場は明洞・東大門・弘大などメジャーエリアからのアクセスが良好です。以下に各エリアからの行き方をまとめました。ソウル観光の1～2日目に訪れても無駄足なく移動できます。
明洞からクァンジャン市場へ行く
明洞からはまず地下鉄4号線で東大門(東大門歴史文化公園)駅へ向かいます。そこで2号線に乗り換え乙支路4街駅で下車し、出口4から歩きます。乗り換えをともないますが、これが最短ルートです。タクシーの場合は「鍾路5街」か「광장시장(クァンジャンシジャン)」で通じます。渋滞時は地下鉄のほうが所要時間が安定します。
東大門からクァンジャン市場へ行く
東大門からは徒歩または地下鉄です。徒歩なら東大門歴史文化公園周辺から鍾路タワー方向へ南下し、鍾路5街交差点を左折すると着きます(約15分)。地下鉄なら東大門歴史文化公園駅で乗り換え、乙支路4街駅まで1区間です。どちらも東大門の屋台やDDPも近いので、食後に歩いて移動しても良いでしょう。
弘大入口・ソウル駅から行く
弘大入口からは2号線で乙支路4街駅へ直通です。乗車時間は約20分で乗り換え不要。ソウル駅からは1号線に乗り直行できます。ソウル駅はターミナル併設で広いため、端から乗るときは少し駅構内を歩く必要がありますが、乗り換えは1回だけです。
仁川空港から行く
仁川空港からは空港鉄道(A‑REX)でソウル駅へ行き、そこから1号線に乗り換えるルートが一般的です。所要時間は約1時間弱。直通バスを使うなら6011番で東大門歴史文化公園付近まで移動し、地下鉄やタクシーに乗り継ぐと便利です。どちらの場合も、到着後は地下鉄1号線の鍾路5街へ向かうのが最短です。
まとめ
クァンジャン市場への行き方は多様です。地下鉄なら鍾路5街駅の出口からすぐ、バスなら143番などが利用できます。タクシーは目的地を伝えるだけで到着し、足に自信があれば徒歩散策も楽しめます。ポイントは出発前にルートを確認し、交通カードを用意すること。
どの交通手段でも、2025年最新版の情報を参考にすれば安心です。この記事を参考に、賢いルートで広蔵市場の屋台グルメを心ゆくまで満喫してください。