韓国ソウルを訪れる際に外せないスポットといえばイテウォンです。異国情緒あふれる街並みが魅力で、フォトジェニックなカフェも多いことで知られています。
この記事では、2025年最新版としてイテウォンで注目のおしゃれなカフェTOP5を厳選し、その魅力をたっぷりご紹介します。もちろん、初めての方にも安心のイテウォンの場所やアクセス情報も解説しますので、旅行の計画にぜひお役立てください。
目次
韓国ソウル・イテウォンの場所はどこ?アクセスガイド
イテウォンは、韓国ソウル市の中心部にある龍山区(ヨンサン区)に位置します。ソウルのシンボルである南山(ナムサン)から北側に広がり、明洞(ミョンドン)や梨泰院洞(イテウォン洞)など有名エリアと隣接しています。下記の表は、代表的な出発地からイテウォンまでの移動時間と手段をまとめたものです。
| 出発地 | 所要時間 | 移動手段 |
|---|---|---|
| 仁川国際空港 | 約1時間30分 | 地下鉄(空港鉄道+市内地下鉄) |
| 金浦空港 | 約50分 | 地下鉄(空港鉄道+市内地下鉄) |
| 明洞(ミョンドン) | 約15~20分 | 地下鉄(4号線+6号線) |
イテウォンはソウルのどこにある?
イテウォンはソウル市の龍山区に属し、市内中心からもアクセスしやすいエリアです。ユニークなのは、この地域がかつて米軍基地や外国大使館が集中していた経緯から世界中の文化が交差する街になっていること。結果、多国籍な食文化やショップが並び、他のソウル市街とは一味違う雰囲気が楽しめます。
周囲にはソウルトンセン(ソウル中央郵便局)や龍山電子商街なども近く、地下鉄6号線のイテウォン駅で降りてすぐに繁華街が広がります。観光地の明洞からも1本でアクセスできるため、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。
空港・主要エリアからのアクセス方法
ソウルの玄関口である仁川国際空港からイテウォンへは、地下鉄を利用して約1時間半。空港鉄道(AREX)でソウル市内に入り、地下鉄4号線や6号線に乗り換えてイテウォン駅へ向かいます。金浦空港からも地下鉄を乗り継ぎ約50分で到着できます。
一方、ソウル中心部から向かう場合は明洞駅から地下鉄4号線で東大門方面へ向かい、漢江新橋(ハンガンシンギョ)付近で地下鉄6号線に乗り換えるのが便利です。タクシーならミョンドンから約15分でイテウォンへ行ける距離です。交通の利便性が高いため、旅行者にも行きやすいエリアといえます。
イテウォン地区が注目される理由

イテウォンには外国人居留者が多く、街全体が国際色豊かなのが魅力です。かつて在韓米軍基地が隣接していたこともあり、通りにはアメリカやヨーロッパ、中東など各国の飲食店や雑貨店が軒を連ねます。特に梨泰院洞通りの裏手には「世界食文化通り」と呼ばれるエリアがあり、30カ国以上の料理を味わえるグルメ街として人気を集めています。
また、韓国発のヒットドラマ『梨泰院クラス』で舞台となったこともあり、日本をはじめ海外からの観光客にも注目されています。ドラマの主人公が働いたグローバルフード通りや集合住宅など、ロケ地巡りを楽しむドラマファンが多いのも特徴です。
グルメ以外にもショッピングスポットやエンタメが充実。隣接する経理団通り(キョンニダンギル)は個性的な雑貨店やセレクトショップが並び、若者の間でおしゃれエリアとして話題です。夜にはバーやクラブが賑わい、昼夜を問わず遊びどころの多いエリアが観光客に人気です。
韓国イテウォンのおしゃれカフェ文化とトレンド
イテウォンでは、ただコーヒーを飲むだけでなく、空間の雰囲気やデザインにもこだわったおしゃれカフェが急増しています。例えば古民家をイメージしたカフェでは韓屋(ハノク)の落ち着いた雰囲気でゆったり寛げ、カフェ一軒一軒が個性的なインテリアで勝負する傾向にあります。レトロな小物や手描きアートを配した店内、屋外テラス席から街並みを見下ろせる開放感など、店ごとにフォトジェニックなポイントが存在します。
スイーツやドリンクも、ほかにはないオリジナルメニューが人気。韓国ならではの素材を使ったミルクティー、季節ごとに変わる限定パフェ、個性的な看板メニューなど、話題性のあるメニューが多いのもイテウォンカフェの特徴です。特に若者を中心にSNSでの口コミが広がりやすく、「インスタ映えするカフェめぐり」として注目されています。
さらに多くのカフェが早朝から深夜まで営業しており、朝食やブランチ、夜カフェまで幅広い時間帯で利用できるのも魅力です。このようにイテウォンはコーヒー好きだけでなく、インテリア好きや写真好きの間でも「あのカフェに行きたい!」と口コミで話題になるカフェが多数揃っています。
インスタ映え確実!イテウォンのおしゃれカフェTOP5
1. 韓屋風カフェ「KKekmil」(끌밀)
イテウォンの路地裏にひっそり佇む韓屋(ハノク)風カフェです。
「Hanok Milk Tea(ハノクミルクティー)」と呼ばれるミルクティーが看板メニューで、香ばしいミルクと紅茶のバランスが絶妙。ほかにもよもぎラテや季節限定のタルトが味わえます。店内は完全に韓国伝統家屋を再現しており、正座で座れる畳席も用意されるなど落ち着いた雰囲気です。SNSでも「韓屋で癒される」「ほっと一息つける」と評判で、古民家カフェならではの癒し空間が写真映えするポイントです。
2. ビーガンカフェ「パンアニスタ」(빵어니스타)
完全ビーガンスタイルのベーカリーカフェで、ヘルシー志向の人気店です。
おすすめは「黒ゴマピンス(黒胡麻かき氷)」や「甘栗スコーン」など、動物性食材を使わないスイーツの数々。ふっくら焼き立てのパンやタルトも豊富で、どれも優しい甘さが特徴です。実際に訪れた人たちは「体にやさしいおいしさでリピーターになった」「黒ゴマピンスは絶対食べておくべき!」と評価しています。店内はナチュラルテイストで落ち着く雰囲気、イートインはもちろんテイクアウトも可能なので、健康志向の旅行者にもおすすめです。
3. カフェ「CCCSサロン」
イテウォンを代表するヒップなカフェの一つで、深みのあるコーヒーとデザートが魅力です。
看板メニューは「CCCSシグネチャーコーヒー」と手作りティラミスで、どちらも濃厚な味わいが好評。店内はおしゃれなインテリアでまとめられ、音楽もセンス良く流れています。 大きな窓からは都会の街並みを見おろせ、ゆったりとしたソファ席でくつろげる空間です。口コミでは「夜まで開いていてムードたっぷり」「フォトジェニックなカップデザインでつい写真を撮ってしまう」と語られており、友達同士はもちろんソロカフェにも最適なスポットです。
4. カフェ「フォイェ」(포이어)
「カフェ フォイェ」はティラミスが人気のカフェで、外観からしてスタイリッシュな雰囲気。
外のテラス席もあり、晴れた日には開放的な空間で優雅に過ごせます。看板メニューのティラミスはふわっと濃厚で食べ応えがあり、濃いめのアメリカーノと相性抜群。クロッフル(クロワッサン生地のワッフル)などスイーツも充実しています。客層は観光客から地元の人まで幅広く、「トレンディなインテリア、味ともにどれも大満足!」と評価が高いです。店名の「フォイェ」はフランス語で「松明」を意味し、映える赤いインテリアが特徴的です。
5. トルコカフェ「アルフェド」(알페도)
異国情緒あふれるトルコ風カフェで、店内はまるで小さなトルコ館のような雰囲気です。
看板メニューはトルコ式クリームの「カイマック」に蜂蜜を添えた一品で、現地風に仕上げてあります。ほかにも「バクラヴァ(トルコの甘いパイ菓子)」や本格的な「トルココーヒー」など、他では味わえないメニューが楽しめます。SNS上には「まるでトルコ旅行気分」「甘さ控えめなのに本格的!」という声が多く、外国人にも人気です。店内の装飾にはモザイクタイルやトルコランプが使われており、エキゾチックな雰囲気が写真映えするカフェです。
まとめ
イテウォンはソウルでも特に個性豊かなエリアで、世界各国のカルチャーが融合するユニークな街です。国際色あふれる街並みやショッピングスポットに加え、おしゃれなカフェが充実している点も大きな魅力。今回ご紹介したTOP5のカフェはそれぞれ雰囲気もメニューも異なりますが、どこも写真を撮りたくなるインテリアやメニューが揃っています。
イテウォンの場所に慣れれば、ショッピングや観光の合間にぜひカフェ巡りを楽しんでみてください。最新トレンドのカフェで素敵な旅の思い出を作りましょう。