韓国旅行初心者にとって、「高速ターミナル」は交通拠点として価値あるスポットですが、初めて訪れる際にはその場所や行き方で戸惑うかもしれません。
本記事ではソウルの高速バスターミナル(通称:高速ターミナル)への行き方を徹底解説します。地下鉄やリムジンバス、タクシーといった主要交通手段を使ったアクセス方法を詳しく紹介し、現地での移動をスムーズにするコツもお伝えします。
韓国旅行の計画段階でぜひ参考にして、安心して現地へ向かいましょう。
目次
韓国の高速ターミナルへの行き方ガイド
ソウル高速ターミナルは漢江南岸の江南(カンナム)エリアに位置する交通の要所です。釜山や慶尚道(キョンサンド)方面など地方都市行きの長距離バスが発着し、旅行者にも人気のショッピングモール「GOTOMALL」が地下で直結することで知られます。この章では、高速ターミナルの概要と、これから解説するアクセス手段の概要をまとめて紹介します。
高速ターミナルへの行き方としては大きく分けて、地下鉄、リムジンバス(空港バス)、タクシーの3種類があります。地下鉄利用の場合、駅と直結しているため雨の日や渋滞を気にせず移動できます。リムジンバスは大きな荷物がある場合や電車が不便な区間からの移動に便利で、特に仁川空港や金浦空港から一本でアクセスできます。タクシーは自由度が高く、人数や荷物が多いときに適しています。
まずは高速ターミナルの位置と特徴を押さえ、次章以降で各手段ごとの詳しい行き方を見ていきましょう。
高速ターミナルとは?概要と立地

ソウル高速ターミナル(京釜線ターミナル)は、地下鉄3号線・7号線・9号線が乗り入れる高速ターミナル駅に直結した大型バスターミナルです。江南にあり、地元では「江南ターミナル」とも呼ばれています。釜山や釜山方面へ向かう京釜線(キョンブせん)と、仙台・忠南方面行きの嶺東線(ヨンドンせん)のバスが発着します。高速ターミナル駅の上部ビル(京釜線ターミナル)とは別に、「セントラルシティ」という隣接ビル(湖南線ターミナル)があります。全羅道方面へのバスは混同しないよう、特に注意が必要です。
地下鉄駅は3号線・7号線・9号線が交差しており、ショッピングモールや飲食店、花市場などさまざまな施設が集まっています。高速バスターミナル、セントラルシティともに駅から地下通路で直結しているため、到着後にすぐ乗車口へ移動できます。
高速ターミナルは複数路線が交わる交通ハブとして利便性が高く、交通手段を上手に組み合わせればソウル市内のあらゆる場所からスムーズに到着できます。次章から、具体的な移動方法を解説していきます。
地下鉄を利用した高速ターミナル行き方
高速ターミナル駅は地下鉄3号線・7号線・9号線が乗り入れています。特に3号線と7号線は市内中心部から、9号線は空港方面や江南方面からのアクセスに便利です。以下では各路線を利用する方法をまとめます。
地下鉄3号線で高速ターミナルへ
明洞や鍾路(チョンノ)エリアから向かう場合、3号線が重要です。例えば〈鍾路3街〉〈乙支路3街〉〈忠武路〉などから3号線で南下するとスムーズです。高速ターミナル駅は3号線で22駅目(急行利用で7駅目)にあたり、窓口営業時間は8:30~19:00です。駅周辺は直結の出口も多数揃っており、出口8-1~8-2の階段・エスカレーターを上がると地下ショッピングモール「GOTOMALL」に出ます。
乗車する車両は電車両ごとに次の停車駅が案内表示されているので簡単です。特に観光客は次の停車案内や駅名表示を確認しながら移動しましょう。慣れない場合は前部車両の優先席付近に座ると改札口が近く、降りる準備がしやすく便利です。
地下鉄7号線で高速ターミナルへ
7号線は江南(特に論峴・蚕室エリア)からのアクセスに向く路線です。荘窟洞(チャンダン洞)から3号線に乗り換えても行けますが、7号線で直接高速ターミナルへ向かう方法が便利な場合もあります。高速ターミナル駅の7号線ホームには発車案内が韓国語・英語で表示されますので、行き先表示を確認しながら乗りましょう。
三成(サムソン/COEX)方面から来る方は、8号線乗換で7号線に乗り換え、二つ目の「清潭」駅で3号線に乗り換え、高速ターミナルへ向かうルートも検討できます。所要時間はルートによりますが約15分程度です。
地下鉄9号線で高速ターミナルへ
金浦空港方面からアクセスする場合、9号線が最短ルートです。金浦空港(空港鉄道と同建物)から9号線で南東方面に進み、9~10駅ほどで到着します。例えば金浦空港の国際線旅客ターミナル駅から高速ターミナル駅へ直行できる電車もあり、全行程は約30分程度です。高級リムジンや地下鉄路線を組み合わせずに地下鉄1本で移動できるので、荷物が少ない場合におすすめです。9号線ホームでは電光掲示板と車内放送で次の停車駅を案内しており、間違いにくいです。
地上に出るときは標識に従い「出口8-1」「GOTOMALL方面」など案内を探しましょう。エスカレーターやエレベーターも完備されており、体の不自由な方やベビーカー利用者も安心して移動できます。
空港から高速ターミナルへのアクセス方法
韓国の主要空港からソウル高速ターミナルへのアクセスは、リムジンバス(空港シャトルバス)と地下鉄を利用する方法があります。空港到着後の移動手段として現地で人気です。ここでは仁川国際空港と金浦国際空港、それぞれからの行き方をご説明します。
仁川空港から地下鉄で行く方法
仁川国際空港からはまず空港鉄道(AREX)で金浦空港まで移動し、そこから地下鉄9号線に乗り換えるルートがあります。具体的には、仁川空港第一ターミナル駅または第二ターミナル駅からA’REX(普通電車)に乗り、終点の金浦空港駅で下車します。A’REXは地下鉄乗り換え改札が一体になっているので同じ改札内で移動できます。金浦空港駅で地下鉄9号線に乗り換え、「高速ターミナル」駅で下車(約7駅目)です。
交通カードを使えば金浦空港まで約4,750ウォン、高速ターミナルまではさらに約2,000ウォンほど追加でかかります(合計約6,500ウォン程度)。所要時間は乗り換え待ちを含めて約1時間程度です。
仁川空港からリムジンバスで行く方法
仁川空港にはソウル市内行きの空港リムジンバスが複数あります。高速ターミナル(GOTOMALL)へ立ち寄る路線としては、リムジンバス6010番(仁川空港⇔往十里駅/ソウル高速ターミナル経由)などが使えます。第1ターミナルでは5B、第2ターミナルでは地下1階32番乗り場から乗り、終点または途中停留所として「高速ターミナル・新世界百貨店停留所」で下車できます。
料金は大人1人約16,000ウォン(価格は更新の可能性あり)、所要時間は道路状況にもよりますが約1時間前後です(道が混まない日中で約50~60分)。バスは座席がゆったりしており、大きなスーツケースの積み下ろしも係員が手伝ってくれます。
乗る前に切符を自販機か窓口で購入し、乗車時に運転手に見せたりタッチする方式です。バスの行き先表示は日本語併記されており、降車駅のアナウンスも日本語で出ることがありますので安心です。
金浦空港からのアクセス
金浦空港からは、地下鉄とバスそれぞれ利用可能です。地下鉄を使う場合は、金浦空港国際線ターミナル駅(地下1階)か国内線ターミナル駅(同じホーム)から9号線に乗り「高速ターミナル」駅へ直通で行けます。料金は約1,750ウォンで、所要時間は約30分程度です。9号線は空港と江南を結ぶ路線で、渋滞とは無縁に移動できます。
一方、2019年以降、金浦空港から高速ターミナルへ行く空港バスは運行されておらず、バス利用は一般の市内バス(6100番など)に乗換えて移動する必要がありますが、地下鉄の安さと速さを考えると地下鉄利用が一般的です。もしタクシーを使う場合は、料金が約40,000~50,000ウォン程度発生しますので人数が多い場合や荷物が多いときに検討しましょう。
市内主要エリアからの高速ターミナルへの行き方
ソウル市内の主要エリアから高速ターミナル駅へは、基本的には地下鉄を使うルートが便利です。下記では観光客に人気のエリアを例に、行き方の一例をご紹介します。
明洞・鍾路エリアから
明洞(ミョンドン)や鐘路(チョンノ)周辺からは地下鉄3号線を使うのが最短です。明洞駅や鐘路3街駅で3号線に乗り、「高速ターミナル」駅で降車します。鐘路3街からは快速列車で約20分、普通列車でも30分弱で着きます。3号線は日本語案内も整っており、電車内部の表示に従えば安心です。出口は8番台がGOTOMALL(高速ターミナルの地下街)に直結しているので、荷物が多いときはエレベーター付きの出口を使うとよいでしょう。
弘大・新村エリアから
弘大(ホンデ)や新村(シンチョン)付近からは、空港鉄道(AREX)または地下鉄2号線を乗り継ぐ方法があります。
- 【地下鉄利用例】弘大入口駅から6号線に乗り換え約2駅で合井駅へ。合井駅で地下鉄2号線に乗り換えて約3駅、高速ターミナル駅まで行けます(所要約20分)。
- 【AREX+9号線】弘大入口駅から空港鉄道(各駅停車)で金浦空港へ行き、金浦空港で9号線に乗り換えて高速ターミナル駅へ向かうルートもあります(所要約30分)。
地下鉄利用なら小さな乗り換えがありますが、すべて改札内での移動なのでコンパクトに移動できます。
江南駅・COEXエリアから
カンナム(江南)駅や三成(サムソンKSCO)周辺からは、直接9号線で行くのが簡単です。例えば江南駅から徒歩で江南区庁駅に行き9号線に乗り換え、高速ターミナル方面行きの電車で数駅です。COEX(會賢駅)からは地下通路で三成駅に行き、同様に9号線に乗り換えて行けます。所要時間は乗り換え含め20分ほどです。9号線の各駅には案内板があり、初心者でもわかりやすいでしょう。
高速ターミナル駅周辺のポイント
高速ターミナル駅に着いたら、まずは出口サインを確認しましょう。GOTOMALL(ゴートゥーモール)へは「出口8-1・8-2」が目印です。これらの出口は地下街直結で、ファッション・雑貨など600店以上の店が軒を連ねています。地下街はかなり広いので、ショッピングを楽しみたい方は地図や案内表示に従ってお目当てのエリアへ移動しましょう。
コンビニや飲食店、トイレ、ATMなども各所に充実しており、長距離バスや地下鉄に乗る前の準備にも困りません。なお、地下街の支払いは現金オンリーの店も多いので、事前に両替しておくか、案内所で両替を済ませてから訪問すると安心です。また、GOTOMALLは地下鉄2号線江南駅の地下ショッピングセンターと紛らわしいので、店員や地元の人に行き先を伝える際は「高速ターミナル(GO-TOモール)地下街」と伝えるとスムーズです。
バスターミナル利用の注意点として、高速バスの乗り場は建物内で路線ごとに分かれています。例えば釜山行きなど京釜線バスは高速京釜線ターミナル、全羅道行きは隣接する湖南線(セントラルシティ)ターミナルです。乗車前に行き先とバス停場所を案内所か案内板で必ず確認しておきましょう。到着した高速ターミナル駅は地下鉄やバスへの乗り換えが簡単な構造なので、ツアーや地方移動の玄関口として存分に活用できます。
| 交通手段 | 所要時間の目安 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 地下鉄 (A’REX+9号線など) | 約60~70分 | 約6,000ウォン |
| リムジンバス(6010番等) | 約50~70分 | 約16,000ウォン |
| タクシー | 約50~60分 | 約80,000ウォン~ |
まとめ
ソウル高速ターミナル(Express Bus Terminal)は、ソウル旅行や韓国内の地方移動の拠点となる便利なロケーションです。地下鉄(3号線・7号線・9号線)や空港バスを上手に組み合わせることで、仁川・金浦空港や市内の主要観光地からアクセスが容易になります。例えば仁川空港からはリムジンバス6010番で直行でき、地下鉄ならAREX経由の9号線乗継が利用できます。
初めて高速ターミナルを訪れる場合は、事前に地下鉄の路線図やバスの番号、乗り換え情報をチェックしておくと安心です。駅構内は日本語案内も充実しており、案内所やインフォメーションもあるため、困ったときはすぐ相談できます。交通カード(T-money)を用意しておけば、スムーズに改札を通過・乗車できて便利です。
以上を参考に、2019年以降の最新情報を押さえた上で高速ターミナルへのアクセス方法を計画すれば、韓国旅行がさらに快適になることでしょう。安全で楽しい旅をお祈りしております。