韓国ドラマのような華やかな結婚式にあこがれて「実際いくらかかるのだろう」と気になっている方は多いです。
韓国での結婚式費用は、日本とはお金のかけ方や負担の仕方が大きく異なります。ゲストからの祝儀文化や前撮り、両家の贈り物など、独自の慣習も少なくありません。
この記事では、韓国の結婚式費用の全体像から内訳、日本との違い、節約のコツまで体系的に解説します。将来韓国人パートナーとの結婚を考えている方や、韓国風の結婚式を検討している方が、費用面で不安なく準備できるよう、最新情報をもとに分かりやすくまとめました。
目次
韓国 結婚式 費用の全体像と基本相場
韓国の結婚式費用は、会場やエリア、ゲスト人数によって幅がありますが、首都圏で一般的なウェディングホールやホテルを利用した場合、挙式・披露宴・衣装・撮影などを含めた総額はおおよそ2000万~4000万ウォン程度が一つの目安になります。
日本円に換算すると、レートによりますが約200万円前後を中心としたゾーンに収まるケースが多く、日本の首都圏での結婚式に比べると、同等かやや抑えめという印象です。
ただし韓国では、結婚式そのもの以外に、新居の準備や家具・家電、両家への贈り物などにかなりの費用をかける慣習が根強く残っています。
そのため、結婚全体に必要な資金でみると、日本よりも高額になることも珍しくありません。費用を考える際には、式場費用だけでなく、結婚に伴う一連の支出をトータルで捉えることが重要です。
韓国の一般的な結婚式スタイルと費用レンジ
韓国の都市部では、ウェディングホールと呼ばれる専門会場を利用する挙式スタイルが主流です。1時間半~2時間程度の短時間で、挙式と披露宴を一気に行うのが一般的で、同じ会場で1日に複数組のカップルが入れ替わりで式を挙げます。
この場合、ホール利用料と食事代を合わせた会場費が、全体の費用の中核を占めます。
ウェディングホールを利用した際の総費用レンジは、地方であれば1500万ウォン台から、ソウルなど大都市の人気会場であれば4000万ウォン前後になることもあります。
ホテルウェディングを選ぶと単価が上がり、同規模でも総額が5000万ウォン超になるケースも見られます。希望する演出や人数、ブランド志向の強さによってレンジは上下するため、最初にざっくりとした予算上限を決めておくことが重要です。
費用に影響する主な要因と都市部・地方の違い
韓国の結婚式費用に影響する主な要因は、会場のランクと立地、料理のグレード、ゲスト人数、そして写真・映像・ドレスなどのオプションの組み合わせです。
ソウルや釜山などの大都市の中心部は、会場費も料理単価も高くなる傾向があり、同じ内容の挙式を地方都市で行えば、総額が2~3割程度下がることもあります。
また韓国では、照明や音響を駆使したドラマチックな演出や、プロシンガーのライブ、豪華なフラワーデコレーションなど、オプションを追加していくと一気に金額が上がります。
一方で、ゲスト一人当たりの食事単価を抑える、平日やオフシーズンのプランを選ぶなど、比較的コントロールしやすい要素も多く、同じ会場でも工夫次第で費用を調整しやすい点は特徴的です。
日本の結婚式とのざっくりした金額比較
日本の結婚式費用は、挙式と披露宴を合わせて平均300万~350万円程度と言われることが多く、首都圏の有名ホテルやゲストハウスではさらに高額になる傾向があります。
一方、韓国の一般的な挙式費用は、平均的なレート換算でおおむね200万~250万円のゾーンに収まるケースが多いため、式そのものだけを比べれば、やや韓国の方が抑えめと捉えられます。
ただし、日本では新居や家具の準備に対する親の資金援助が必ずしも前提ではない一方、韓国では親世代が住宅資金などを大きく支援する慣習が今も多く残っています。
そのため、結婚全体にかかるお金を夫婦だけで負担するのか、親族がどこまで負担するのかという構図は、日本と韓国で大きく異なります。単純な挙式費用の比較だけでなく、負担の配分まで含めて考えることが大切です。
韓国の結婚式費用の内訳と平均額

韓国の結婚式費用は大きく分けて、会場・食事などの式場関連費、ウエディングドレスとタキシード、メイクアップ、写真や映像撮影、そして招待状やブーケなどの細かなアイテム費用に分類できます。
韓国では、これらをまとめたパッケージ商品が多く存在し、セットで申し込むことで単品より割安に抑えるのが一般的です。
また、挙式当日とは別に行う前撮り写真、いわゆるスナップではなくスタジオ撮影が非常に重視され、ここにしっかりお金をかけるカップルが多い点も特徴です。
ここでは、おおまかな内訳ごとに平均的な費用感を整理し、どこに重点的に予算を配分するカップルが多いのかを解説します。
式場・料理・サービス料にかかるコスト
ウェディングホールを利用する場合、基本パッケージには挙式会場の使用料、披露宴会場、音響・照明、進行スタッフなどが含まれています。
料理は一人あたりの単価で設定され、韓食のコース料理から洋食、中華まで複数のコースが用意されていることが一般的です。
ゲスト一人あたりの料理単価は、比較的カジュアルなホールで5万~7万ウォン前後、中級クラスで8万~10万ウォン、ホテルクラスでは12万ウォン以上になることもあります。
飲み物代はコースに含まれる場合と別料金の場合があり、全体の会場費用は「料理単価×人数+会場基本料+サービス料」を合計した金額になります。人数が増えると比例して費用が膨らむため、ゲストリストの作成は予算管理の重要な鍵になります。
ドレス・タキシード・ヘアメイクなど衣装関連費
韓国の結婚式準備でよく使われる言葉に「スタジオ・ドレス・メイク」の頭文字をとった略称があります。これは前撮り用と挙式当日の衣装・メイクをパッケージにしたサービスを指すことが多く、トータルコーディネートで提供されます。
前撮りスタジオと提携しているドレスショップを利用するケースが多いため、パッケージを基準に検討するカップルが一般的です。
衣装関連の費用は、前撮り用と挙式当日用をまとめて100万~300万ウォン程度の幅があります。
基本プランでは新婦のドレス数が限定されますが、ブランドドレスを追加したり、当日用の韓服(チマチョゴリ)をレンタルしたりすると、オプション料金が加算されます。
ヘアメイクは前撮り日と挙式当日の2日分を含めた料金設定が多く、人気のアーティストや有名サロンを指定すると、追加料金が発生する仕組みです。
写真・映像・アルバム制作費
韓国の結婚で特徴的なのが、スタジオでの前撮り写真に対するこだわりの強さです。映画のワンシーンのようなセットで撮影する専用スタジオが多数あり、衣装を何パターンも変えながら半日~1日かけて撮影するのが一般的です。
撮影後には、レタッチされた写真からアルバムを制作し、親族用のミニアルバムやインテリア用の大判パネルを作ることもよくあります。
前撮り写真パッケージは、スタジオの人気度や撮影カット数によって差がありますが、おおよそ80万~200万ウォン程度の価格帯です。
挙式当日のスナップ撮影や映像撮影を追加すると、それぞれ30万~80万ウォン程度が上乗せされることが一般的です。
写真や映像は、韓国のカップルにとって「一生残る記念」として重視される項目であり、ここにしっかり予算を配分する人が多い傾向があります。
招待状・装花・小物などの雑費
結婚式に必要な細かな項目として、招待状、席札、引き出物、ブーケや会場装花、リングピローや受付用の芳名帳などがあります。
韓国では、紙の招待状に加えて、モバイル招待状を活用するケースが増えており、印刷コストを抑えつつ、SNSやメッセンジャーアプリで案内を送るスタイルが一般化しています。
装花については、基本的なデコレーションが会場費に含まれている場合と、オプション扱いで別途業者に発注する場合があります。
オプションで豪華な装花を依頼すると、数十万ウォン単位で費用が増えやすいため、こだわり度と予算のバランスが重要です。
その他の小物類は、一つひとつはさほど高額ではありませんが、合計すると数十万ウォン規模になることも多く、見積もりの段階で漏れなく確認しておくことが大切です。
韓国ならではの結婚関連費用と慣習
韓国の結婚は、挙式費用だけでは全体像をつかめません。伝統文化に由来する贈り物のやり取りや、親族への礼儀として行われる行事、新居準備の負担など、独特の慣習が多く存在します。
これらは地域や家庭の価値観、世代によっても大きく異なり、必ずしも全てを行うわけではありませんが、知らずにいると予算オーバーの原因になりかねません。
ここでは、韓国ならではの代表的な結婚関連費用として、前撮りスタジオ撮影、伝統的な贈り物文化、両家顔合わせや食事会の費用、新居と家具・家電の準備などを取り上げ、それぞれの概要と費用感を整理します。
前撮りスタジオ撮影のボリュームと費用感
韓国の前撮りスタジオは、日本のロケーションフォトとはかなり異なる世界観を持っています。豪華なセットが組まれた屋内スタジオで、シーズンを問わず安定したクオリティの撮影ができることが特徴で、一つのスタジオが独自のコンセプトで差別化を図っています。
撮影は通常、数百カット以上撮影し、その中からアルバム用の写真を数十枚程度厳選する流れです。
費用はスタジオのブランド力によって幅がありますが、中堅クラスで80万~120万ウォン、人気の有名スタジオでは150万~200万ウォンを超えることもあります。
衣装の追加や小物レンタル、土日撮影の割増料金などが加わると、トータル額はさらに上がります。
最近は、シンプル志向のカップルがリーズナブルなミニマムプランを選ぶケースも増えており、自分たちのスタイルに合わせた取捨選択がしやすくなっています。
伝統的な贈り物文化とその費用(婚礼服・贈答品など)
韓国の結婚では、両家の間で贈り物を交換する文化が今も残っています。例えば、新婦側が新郎側の家族に高級布団やブランドバッグ、ジュエリーなどを贈り、新郎側が新婦側に現金や宝飾品を贈るといった形です。
これらは地域や家庭の慣習により大きく異なり、かなり簡素化されているケースもあれば、伝統を重んじて豪華に行う家庭もあります。
婚礼用の韓服を仕立てる場合、新婦用・新郎用・両親用を合わせて数十万~数百万ウォン規模になることがあります。
また、両親への贈り物として、高級時計やコートなどを贈るケースもあり、その分の予算も必要です。
近年は、贈り物を現金や商品券にまとめてシンプルにする傾向も広がっており、若い世代の間では従来よりも経済的なスタイルが増えてきています。
両家の顔合わせ・食事会など事前行事の費用
結婚前には、両家の家族が正式に顔を合わせる食事会を行うのが一般的です。高級韓定食レストランやホテルの個室を予約し、挨拶を兼ねた会食を行います。
参加人数は両親と兄弟姉妹など、10人前後になることが多く、会食費用は場所とコース内容によって決まります。
一人あたりのコース料金は、カジュアルな韓定食店で3万~5万ウォン、ホテルレストランや有名店では10万ウォン前後になることもあります。
顔合わせの食事会を複数回行う場合や、遠方の親族の交通費・宿泊費を負担するケースもあり、事前行事だけで数十万ウォン以上の支出となることがあります。
誰がどこまで負担するのか、事前に両家で話し合っておくことがスムーズな準備のポイントです。
新居準備・家具・家電など結婚全体にかかるお金
韓国では、結婚時に新居を準備することが大きなイベントであり、住宅価格や保証金の高さから、親世代の資金援助が重要な意味を持ちます。
慣習として、新郎側が住居関連、新婦側が家具・家電を担当するという分担が語られることもありますが、近年は共働き夫婦の増加に伴い、柔軟に負担を分け合うケースも増えています。
新居の保証金(チョンセ)や頭金は地域によって大きく異なり、ソウル首都圏では数千万~数億ウォン規模になることも珍しくありません。
家具や家電を一式そろえるだけでも数百万ウォンから千万ウォン台の出費となるため、結婚式費用とは別枠で、しっかりした資金計画が欠かせません。
結婚式だけを見れば日本より抑えられても、トータルでみるとかなり大きなプロジェクトになることを理解しておく必要があります。
韓国と日本の結婚式費用の違い
韓国と日本の結婚式費用を比較するとき、単に金額の多寡だけでなく、お金のかけ方や負担の仕方、ゲストとの関係性の違いを理解することが重要です。
韓国では、短時間で効率的に進行される会場スタイルが主流であり、その分、料理の提供方法や演出の内容、日本との祝儀文化の違いなどが、最終的な費用負担に大きく影響します。
ここでは、費用構造の違いを分かりやすく整理するために、代表的な項目ごとの比較表とともに、祝儀文化や会場・演出の違いについて解説し、どのような点にギャップを感じやすいのかを説明します。
費用構造の違いを比較表でチェック
韓国と日本の結婚式費用の構造を簡潔に比べるために、代表的な要素を表形式で整理します。
細部の金額は会場やプランにより変動しますが、おおまかな傾向を把握するのに役立ちます。
| 項目 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| 挙式スタイル | ウェディングホール中心、短時間で回転型 | ホテル・ゲストハウス・専門式場など多様 |
| 平均総費用 | 約200万~250万円相当が中心 | 約300万~350万円が目安 |
| 祝儀文化 | ご祝儀袋+受付記帳方式、金額は比較的一定 | ご祝儀袋、友人3万円が一つの目安 |
| 前撮り | スタジオ撮影が非常に重視され高ボリューム | ロケーション中心で、しないカップルも多い |
| 新居準備 | 親の資金援助に期待する慣習が強い | 夫婦で負担するケースが増加 |
このように、表面上の金額だけでなく、どこに重きを置くか、誰が負担するのかという点で、両国の結婚文化には明確な違いがあります。
ご祝儀文化とゲスト負担・新郎新婦負担の違い
韓国の結婚式では、ゲストは受付で記帳しながら現金を渡し、代わりに食事券を受け取るスタイルが一般的です。ご祝儀の金額は、友人・会社関係者で5万~10万ウォン、親族でそれ以上といった相場感があり、金額の幅は日本ほど大きくありません。
また、一人ひとりの包む金額よりも、出席の有無そのものを重視する文化的側面もあります。
日本と比べると、韓国のゲスト一人あたりの負担額はやや少なめになる一方、料理単価とのバランスによっては、新郎新婦側が一部を持ち出す形になります。
ただし、親族の包む金額が比較的高めであることや、親が費用の一部を負担するケースも多いため、トータルでみると新郎新婦だけが大きな借金を抱えるという構図は、やや緩和される傾向があります。
会場スタイル・進行時間・演出の違い
韓国のウェディングホールでは、挙式と披露宴を合わせておおよそ1時間半~2時間程度で一気に進行します。
ゲストは決まったテーブルに着席するのではなく、ビュッフェ形式の会場で自由に食事を楽しみながら、新郎新婦を祝福するスタイルも多く、長時間の演出や余興は少なめです。
一方、日本の披露宴は2時間半~3時間程度かけて、主賓挨拶や友人代表スピーチ、ケーキ入刀、余興、キャンドルサービスなど、多数の演出が組み込まれることが一般的です。
その分、装花や照明、演出にかけるコストもかさみやすく、会場費やサービス料も高めになります。
韓国では、コンパクトな時間の中で印象的な演出を行う傾向があり、この効率性が全体費用の抑制にもつながっています。
韓国で結婚式を挙げる際の節約ポイント
韓国で結婚式を挙げる、あるいは韓国人パートナーとの国際結婚で韓国式の挙式を検討している場合、費用を抑えつつ満足度を高める工夫が重要です。
費用を削るべきところと、残した方がよいところのメリハリをつけることで、全体の満足度を損なわずに予算内に収めることができます。
ここでは、会場選びや日程の工夫、パッケージプランの賢い活用方法、前撮りや衣装の選び方など、具体的な節約ポイントを解説します。韓国の慣習に配慮しながら、現実的なラインで準備を進めるためのヒントとして活用してください。
会場選びとシーズン・曜日による料金差を活用
韓国のウェディングホールやホテルでは、人気のシーズンや時間帯によって、同じ内容でも料金が変動します。春や秋の週末昼間は特に人気が高く、基本料金が高めに設定されていることが多い一方、平日やオフシーズン、夕方以降の時間帯は割安なプランが用意される傾向があります。
日程に柔軟性があれば、これをうまく活用することで大きな節約効果が期待できます。
また、ソウル中心部の有名会場から少し離れた郊外のホールや、地方都市の会場に目を向けることで、料理の質を維持しながら会場費を抑えられる場合もあります。
ゲストの移動負担とのバランスを考えつつ、複数会場の見積もりを比較し、トータルコストとアクセスの両面から最適な選択を検討すると良いでしょう。
パッケージプランの選び方とカスタマイズのコツ
韓国では、スタジオ撮影、ドレス、メイク、そして挙式当日の撮影や衣装を含めたパッケージプランが多数存在し、個別に手配するよりも価格的に有利な場合が多いです。
ただし、パッケージ内容には、不要なオプションや、好みに合わない項目が含まれていることもあり、そのまま受け入れると無駄な支出につながるリスクがあります。
契約前に、パッケージに含まれる具体的な内容(衣装点数、撮影カット数、アルバム枚数、メイクの回数、有料オプションの有無など)を細かく確認し、不要な部分は減らせないか、別のプランに変更できないか相談することが大切です。
逆に、自分たちが特に重視したい要素については、多少の追加料金を支払ってもグレードアップするなど、こだわるポイントと削るポイントを明確にすると、満足度の高い節約になります。
前撮り・衣装で予算を抑える方法
前撮り写真は韓国の結婚文化で重要な要素ですが、すべてのカップルが高額スタジオを利用する必要はありません。
最近は、ライトなプランを用意したスタジオや、屋外ロケーションを中心としたシンプルな撮影プランも増えており、写真枚数を絞ることで費用を抑えられる選択肢が広がっています。
衣装に関しては、ブランドドレスの追加や、当日用・前撮り用の着数を増やすほど費用がかさみます。自分に似合うシルエットを見極め、厳選した少数のドレスで満足度を高める工夫が有効です。
小物やアクセサリーは、自身で用意できる部分も多いため、レンタルに頼りきりにせず、購入とレンタルを組み合わせることでコストダウンが可能です。
韓国人と結婚する場合に知っておきたいお金の話
韓国人パートナーとの国際結婚を考えている場合、結婚式のスタイルや費用だけでなく、両家の役割分担や親族との関係性、将来の生活設計まで含めて話し合うことが重要です。
文化的な背景の違いから、結婚に対する価値観やお金のかけ方にギャップが生まれやすく、事前のコミュニケーション不足が後々の摩擦につながることがあります。
ここでは、費用負担の分担、両家の期待値の調整、通貨や送金の実務的なポイントなど、韓国人との結婚において特に注意しておきたいお金のテーマを整理します。実際の負担割合は家庭ごとに異なるため、一般的な慣習を踏まえつつ、自分たちらしい合意点を見つけることが大切です。
費用負担は誰がどこまで?両家の役割分担
韓国では、従来の慣習として、新郎側が住宅関連、新婦側が家具・家電や一部の式費用を負担するという考え方が語られてきました。
しかし現代では、地域や家庭の価値観によって大きく異なり、親世代の経済状況やカップル自身の収入によって柔軟に決めるケースが増えています。
国際結婚の場合、日本側の家族に韓国の慣習をそのまま受け入れてもらうのは難しい場合もあるため、パートナーと率直に話し合い、両家に無理のない負担の形を探ることが重要です。
具体的には、結婚式費用、新居準備、前撮りや旅行費など項目ごとに、誰がどの程度負担するのか一覧表にして共有すると、誤解を減らすことができます。
親族との付き合いにかかる費用のイメージ
韓国では、親族との結びつきが日本よりも密な家庭も多く、結婚式以外にも、旧正月や秋夕の連休、親族の慶弔行事など、さまざまな場面でお金のやり取りが発生します。
これらは日本の冠婚葬祭と似ていますが、頻度や規模、期待される参加度合いが異なる場合もあり、想定外の出費に驚くこともあります。
結婚後のライフプランを考える際には、韓国側の親族行事にどの程度参加するのか、渡航費用や滞在費をどのように捻出するのかなども含めて話し合っておくと安心です。
無理のない範囲で両国の文化を尊重し合えるよう、費用面でも現実的なラインを事前に共有しておくことが、長期的な関係づくりの助けになります。
まとめ
韓国の結婚式費用は、式場・料理・衣装・撮影といった基本的な内訳は日本とよく似ていますが、前撮りスタジオ撮影の重視、新居準備や両家の贈り物文化など、独自の要素が多く含まれます。
一般的なウェディングホールでの挙式総額は、日本円にしておおむね200万円前後が一つの目安ですが、結婚全体にかかるお金を考えると、それ以上の資金計画が必要になることが少なくありません。
費用を考える際は、金額だけでなく、誰がどこまで負担するのか、どの項目に重点を置くのかを、カップルと両家で丁寧に話し合うことが重要です。
会場選びやシーズン、パッケージプランの活用、前撮りや衣装の工夫など、節約できるポイントも多いため、自分たちの価値観に合った取捨選択を行えば、予算内でも満足度の高い韓国ウェディングを実現できます。
韓国人パートナーとの結婚を考える方は、文化的な違いを理解しながら、早めに情報収集と話し合いを進めていくことをおすすめします。