日本語の「読みます」は、韓国語ではどう言えばよいのでしょうか。
韓国語の会話でいちばん使う丁寧表現がヘヨ体(〜요)です。この記事では、「読みます 韓国語 ヘヨ体」という疑問に的確に答えながら、「読む」に関する基本の活用、会話でよく使うフレーズ、似た表現との違いまで整理して解説します。
はじめて学ぶ方はもちろん、独学であいまいなまま覚えてしまった方も、ここで一度きちんと整理しておきましょう。
目次
読みます 韓国語 ヘヨ体の基本:まずは答えを確認
日本語の「読みます」にもっとも近い韓国語のヘヨ体は、읽어요(イルゴヨ)です。
韓国語の辞書形「읽다(イルクタ)」に、丁寧な現在形の語尾「〜어요」がついた形が、日常会話で一番よく使われる「読みます」にあたります。
韓国語の丁寧表現には大きく分けて「ハムニダ体(〜합니다)」と「ヘヨ体(〜요)」がありますが、ドラマやバラエティ、SNS、日常会話の中心はヘヨ体です。
そのため、まずは읽어요をしっかり押さえることが、韓国語学習のスタートとしてとても重要です。
「読みます」は韓国語でどう言う?最重要フレーズ
「読む」の基本形は읽다、「読みます」は읽어요と覚えます。
한국어 책을 읽어요.(韓国語の本を読みます)というように、主語や目的語を入れ替えるだけで、実用度の高い文がどんどん作れるのが特徴です。
また、ヘヨ体では主語「私」を省略して 말해요(話します)、가요(行きます)のように動詞+요だけで会話が成立します。읽어요も同じで、「今、何してるの?」と聞かれて 그냥 읽어요.(ただ読んでいます)と答える、といった自然な使い方ができます。
ヘヨ体とは何か:日本語の「です・ます」に相当する丁寧形
ヘヨ体は、韓国語で日常的に使われる丁寧な文体で、日本語の「〜です」「〜ます」に近いニュアンスを持ちます。
語尾に요がつくのが大きな特徴で、動詞なら가요(行きます)、먹어요(食べます)、읽어요(読みます)のように変化します。
目上の人、初対面の人、店員と客の会話、テレビ番組でのトークなど、ほとんどの場面で使える万能の文体です。
一方で、かしこまりすぎない、やわらかい丁寧さがあるので、若者同士の会話やSNSでも標準的に使われます。
ハムニダ体との違い:どちらの「読みます」を選ぶ?
同じ「読みます」でも、もっとかしこまった形として읽습니다(イルクスムニダ)があります。これは辞書形읽다+ㅂ니다で作るハムニダ体です。
会議のプレゼン、ニュース原稿、公式なお知らせなどでよく使われる文体です。
実際の会話では、일어요(誤)のような間違いも見られますが、正しくは읽어요です。
ふだんの会話ではヘヨ体、フォーマルなスピーチやビジネス資料ではハムニダ体、と使い分けると自然です。
| 日本語 | 韓国語 | 文体 |
| 読みます | 읽어요 | ヘヨ体(基本) |
| 読みます | 읽습니다 | ハムニダ体(かしこまった) |
韓国語の「読む」읽다の活用とヘヨ体の作り方

「読みます 韓国語 ヘヨ体」を正しく使うには、もとの動詞읽다のしくみと、ヘヨ体の作り方を理解しておくことが重要です。
읽다は「パッチムあり」の動詞で、少し発音が難しいグループに入りますが、ルール自体はシンプルです。
ここでは、読み方、現在形・過去形・進行形まで、会話でよく使う活用を整理して解説します。仕組みを理解しておくと、읽다以外の動詞にも応用できるので、学習効率がぐっと上がります。
읽다の意味と読み方:イルクタとイルッタ
ハングルの읽다は、基本的に「イルクタ」と発音すると覚えておけば問題ありません。
発音記号上は「익따(イッタ)」に近い変化をしますが、韓国語学習者向けの教材でも읽다=イルクタとして説明されることが多いです。
意味は「読む」で、日本語の「読書する」「テキストを読む」のほか、「空気を読む」のような比喩的な表現でも使われます。
고양이는 책을 못 읽어요.(猫は本を読めません)のように、능력の有無を表す文でもよく登場する基本動詞です。
읽어요の作り方:語幹+어요のルール
ヘヨ体の現在形は、多くの場合「動詞の語幹+아요/어요」で作ります。읽다の場合、語幹は읽です。
パッチムがあり、かつ母音がㅣではないため、原則대로「읽+어요」で읽어요となります。
活用のステップを整理すると次の通りです。
- 辞書形:읽다
- 語幹:읽
- ヘヨ体:읽어요(読みます)
このルールを押さえておけば、같다→같아요(同じです)、먹다→먹어요(食べます)など、他の多くの動詞にも応用できます。
過去形・進行形など、会話でよく使う活用パターン
「今読みます」だけでなく、「読みました」「読んでいます」などもよく使う表現です。
ヘヨ体での代表的な活用は次のようになります。
| 日本語 | 韓国語 | 説明 |
| 読みます | 읽어요 | 現在形 |
| 読みました | 읽었어요 | 過去形(語幹+었어요) |
| 読んでいます | 읽고 있어요 | 進行形(語幹+고 있어요) |
例えば、어제 책을 다 읽었어요.(昨日、本を全部読みました)、지금 뭐 해요? 책을 읽고 있어요.(今、何してますか。 本を読んでいます)のように、日常会話で頻出のパターンです。
「読みます 韓国語 ヘヨ体」を使った実用例文集
読み方や活用が分かったら、次は実際の例文で「読みます 韓国語 ヘヨ体」をどう使うかを確認していきます。
教科書的な例文だけでなく、韓国ドラマやKカルチャーに関する話題でよく出てくる例も取り上げておくと、実際の会話でも使いやすくなります。
ここでは、「何を読みますか」「いつ読みますか」「どこで読みますか」など、質問と答えの両パターンをバランスよく紹介します。
本や漫画に関する「読みます」の例文
まずは一番イメージしやすい、本や漫画を題材にした例文です。
- 저는 책을 많이 읽어요.
私は本をたくさん読みます。 - 요즘 어떤 책을 읽어요?
最近どんな本を読みますか。 - 만화를 한국어로 읽어요.
漫画を韓国語で読みます。
これらの文では、目的語の책(本)、만화(漫画)と助詞을/를を入れ替えるだけで、多様な表現を作れます。
韓国トレンドとして、ウェブトゥーン(縦スクロール漫画)を読む人も増えているので、웹툰을 읽어요.(ウェブトゥーンを読みます)という表現も覚えておくと、実際の会話で使いやすいです。
勉強・ニュースなど情報を「読む」場面の例文
韓国語学習の文脈では、教科書やニュース、SNSの投稿を「読む」表現も頻繁に使います。
- 매일 한국어 교과서를 읽어요.
毎日韓国語の教科書を読みます。 - 아침에 뉴스를 읽어요.
朝にニュースを読みます。 - SNS 댓글을 천천히 읽어요.
SNSのコメントをゆっくり読みます。
勉強の習慣や情報収集の話題で、そのまま使える自然な表現です。
また、시험 문제를 잘 읽어요.(試験問題をよく読みます)のように、注意深く読むという意味をこめることもできます。
Kカルチャーをめぐる会話でよく使う「読みます」
韓国ドラマ、K-POP、アイドルのコンテンツに関する会話でも「読む」は活躍します。最近はアルバムの歌詞カードや、ファンクラブサイトの投稿を「韓国語で読む」というシーンが増えています。
- 가사 번역 안 보고 한국어로 읽어요.
歌詞の翻訳を見ないで韓国語で読みます。 - 아이돌 팬카페 글을 매일 읽어요.
アイドルのファンカフェの投稿を毎日読みます。 - 드라마 대본을 구해서 읽어요.
ドラマの台本を手に入れて読みます。
このような実際の趣味と結びついた文で覚えると、単語も定着しやすくなります。
ヘヨ体のニュアンスと敬語レベル:いつ읽어요を使うか
同じ「読みます」でも、誰に対してどの表現を使うかによって印象は大きく変わります。韓国語は敬語体系が発達しているため、ヘヨ体とハムニダ体、ため口(ヘ体)の違いをおおまかに理解しておくと、コミュニケーションがスムーズになります。
ここでは、「읽어요」「읽습니다」「읽어」といった表現の使い分けを整理し、「読みます 韓国語 ヘヨ体」がどの位置にあるのかを明確にしていきます。
ヘヨ体の丁寧さ:友達にも目上にも無難に使える形
읽어요は、親しさや年齢差に関わらず、幅広く使える丁寧形です。
初対面の同年代、少し年上の人、学校の先生、アルバイト先の先輩など、多くの場面で無難に使って問題ありません。
日本語でたとえるなら「読みます」に近く、「お読みになりますか」のような敬語ほどかしこまってはいませんが、失礼な印象も与えないバランスの良い形です。韓国の若者同士の会話でも、最初はヘヨ体で話し、仲が深まるとヘ体に移行するのが一般的です。
ハムニダ体との比較:읽습니다を使う場面
읽습니다は、ビジネスや公式の場で使われる、よりフォーマルな文体です。
- 발표 자료를 읽겠습니다.
発表資料を読みます。 - 지금부터 공지사항을 읽습니다.
今からお知らせを読み上げます。
のように、硬い場面やスピーチ、ニュース原稿などでよく耳にします。
日常会話でずっとハムニダ体を使うと少し距離感が出るため、会議の場以外では、基本的には읽어요を使うほうが自然です。
ため口との違い:친구と話すときの「読む」
親しい友達や、年下の相手に対しては、ため口のヘ体を使います。읽어요のため口は읽어です。
- 지금 뭐 해? 책 읽어.
今何してるの? 本読んでる。 - 이 웹툰 꼭 읽어 봐.
このウェブトゥーン絶対読んでみて。
のように、요がなくなるだけで一気にフランクな印象になります。
韓国のリアルな会話では、初対面では읽어요、仲良くなって「タメ口にしよう」となったら읽어というように、関係性の変化とともに文体も変わっていきます。
学習に役立つ「読みます 韓国語 ヘヨ体」の覚え方と実践法
単に「읽어요=読みます」と暗記するだけでは、実際の会話で咄嗟に口から出てきません。ここでは、効率よく定着させるための学習法と、韓国トレンドを活かした実践アイデアを紹介します。
読む対象やシチュエーションを具体的にイメージしながら覚えることで、「読みます 韓国語 ヘヨ体」の使い方が自然と身に付きます。
ペア表現で覚える:書く・話すとのセット学習
「読む」は、しばしば「書く」「話す」「聞く」とセットで使われます。
| 日本語 | 辞書形 | ヘヨ体 |
| 読みます | 읽다 | 읽어요 |
| 書きます | 쓰다 | 써요 |
| 話します | 말하다 | 말해요 |
| 聞きます | 듣다 | 들어요 |
これらをセットで覚え、예를 들어서「읽어요, 써요, 말해요, 들어요」とリズムで口に出すと、活用パターンも一緒に定着しやすくなります。
韓国ドラマやウェブトゥーンを使ったインプット練習
最新の韓国ドラマやウェブトゥーンでは、ヘヨ体が大量に出てきます。字幕付きで視聴しながら、「읽어요」など動詞+요の形に注目してみてください。
セリフの中で읽어요が出てきたら、一時停止してシャドーイング(まねして発音)すると、イントネーションやリズムも身に付きます。
ウェブトゥーンやSNSの短い文章を実際に「声に出して読む」ことで、읽어요自体が体感的な表現になり、文法知識にとどまらない実践力につながります。
アウトプットのコツ:自分の一日を韓国語で言ってみる
覚えた表現を自分ごとに落とし込むアウトプット練習が重要です。
例えば、自分の一日の流れを韓国語で言ってみます。
- 아침에 뉴스를 읽어요.
朝にニュースを読みます。 - 점심시간에 웹툰을 읽어요.
昼休みにウェブトゥーンを読みます。 - 자기 전에 한국어 책을 읽어요.
寝る前に韓国語の本を読みます。
このように、自分の生活に合わせた文を3〜5文作り、毎日声に出して読むだけでも、읽어요の使い方が自然と定着していきます。
「今日は何を読みましたか?」をテーマに、毎日1文だけ韓国語日記を書くと、읽어요/읽었어요の使い分けが自然に身に付きます。
まとめ
日本語の「読みます」は、韓国語のヘヨ体では읽어요と表現します。辞書形は읽다で、語幹읽に丁寧な語尾어요がついた形です。
日常会話では、このヘヨ体がもっともよく使われ、ハムニダ体읽습니다はよりフォーマルな場面に限られます。友達同士のため口では읽어が使われます。
本や漫画、ニュース、Kカルチャー関連のコンテンツを題材に、「何を、いつ、どこで読むのか」を意識した例文を自分で作り、声に出して練習すると、「読みます 韓国語 ヘヨ体」が自然と口から出るようになります。
この記事の内容を参考に、읽어요を軸にした表現を日常の学習や趣味の時間に取り入れてみてください。